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10:人材育成のコツ「いいね!」褒めて育てる重要視点

2026 4/16
2026年4月14日2026年4月16日
H.HORII

どちらかというと
「褒めてる方」だと思う。
でも、それで育ってるかな?
むしろ緊張感がなくなったかも。
やっぱり・・・

「ダメ出し」の方がいいんじゃね?

「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい経営者」「もっといい会社」に成長するためのヒントを日々更新しています。
元税理士のマネジメントコーチ・堀井弘三が、40年近くの経験と知識に基づき執筆しています。

最近、メンバーを褒めてますか?

最近、誰かに褒められましたか?

褒められるとうれしいし、
誰かを褒めると喜んでくれて、
こちらもうれしい。

そこには
「何らかのエネルギー」が発生する気がします。

男女問わず「カッコイイね!かわいいね!」と言い続けると益々カッコよくなり、可愛くなるといいます。

人は認められ褒められると、その「幸せな気分」を再体験したくて「もっと褒められたい」と思うのでしょう。

だから「もっと頑張ろう!」とモチベーションが高くなっていきます。

どう思いますか?

今回は、
このエネルギーを人材育成に使おう!という話。

INDEX

【承認欲求】
優秀な人材ほど褒めて欲しい

優秀な人材ほど

  • 「関心を持ってほしい」
  • 「認めてほしい」
  • 「褒めてほしい」

という「承認欲求」が強いと思います。

いや、反対かもしれませんね。

「承認されたくて、頑張った結果、優秀」

どっちでもいいです(笑)

「優劣と承認」に関係がありそう、という話です。

「関心を持たれること」で
「モチベーション」があがり
「もっと認めてほしい」
「もっと褒めてほしい!」。

さらにその欲求が強くなり、
そのためにもっと頑張る。

・・・この繰り返しで人は成長する・・・

だから「褒め”上手”になろう」という話です。

「ヘタ」な人は、
褒めないか、
やたらチヤホヤする

かつて「自慢」はあまりよい印象はありませんでした。

でも、今は
「見て!見て!」
「聞いて!聞いて!」
「いいね!」
「すごいね!」という
「アピールとリレーション」が当たり前に。

「しごいて鍛える時代」から
「褒めて伸ばす時代」に変わったと思います。

この傾向は「優秀な人材*」ほど強いと思います。

注:優秀な人材とは
「当社にとって優秀な人」のこと

逆を考えればわかりやすいのでは?

「社長に、どう思われてもいいや」という
「諦め系人材」。

そのタイプは「暖簾に腕押し」です。

この話をすると
「優秀な人材なら、
 褒めなくても
 放っておけばイイ」という意見があります。

「一理」あると思います。

でも、そのタイプは「一般的に優秀な人材」の話。

上手に絡まないと「一匹狼」になってしまうことがあります。

私は
「当社にとって、もっと優秀になって欲しい」から
「絡み、褒めることが大事」と思うのです。

【承認考動】
何を「褒めてる」のか?

成果があったメンバーに
「イイね!」は
「反射的に」やってると思います。

でも、それでは効果は半分。

  • 「何が」イイね!なのか?
  • 「どれくらい」イイね!なのか?

たとえば
「新規顧客を獲った!」というケース。

  • 新規を「獲ったこと」を褒めているのか?
  • プレゼンなど「方法」を褒めているのか?
  • その評価は「満点」なのか「合格点」なのか?

「何を褒めてるのか?」
「どれくらい褒めているのか?」

具体的かつ明確に伝えることがとても大切です。

単に「よくやった!」と褒めるのと、
「プレゼンが秀逸だったね!」と褒めるの違い。

彼ら彼女らの
「欲求のツボ」を
「ドンピシャ」で
「承認してあげる」ことが大事
なのです。

「自分のことをよく分かってくれている」
「よく見てくれている」という
「実感」が大切です。

これを外すと
「褒めることが逆効果」ってことすらあります。

ヘアスタイルをチェンジした相手。
「お!今日はいいね!」
「どこが?」
「お肌ツルツルやん!」
「え?そこっ?」みたいな。

【課題解決】
褒めるところがない人

ただ、残念ながら、認め褒めるところが少ない人材もいますよね。

その場合は「褒めるところ」を作ることからの関わりです。

間違っても、

 ・カッコ悪いな~
 ・可愛くないないな~
 ・この料理、マズ!

なんて「ハラスメント」してはなりません。

いまや、否定されて「なにくそ!」と奮起する人は、ほとんど見かけなくなりました。

「ものは言いよう」です。

 ・こうすれば、もっとカッコ良くなるよ
 ・こうすれば、もっと可愛くなれるよ
 ・こうすれば、もっと美味しくなるよ

特に「どうせ、自分なんか…」と劣等感を持っている人材は、多めに「絡み・関わり・褒める」ことが大切です。

小さなことを見逃さず「いいところ」を探してあげることです。

え?
いちいち、
そんなことに
カマってられないよ~

こんな「採用責任を忘れてしまうような経営者」にならないように要注意!

【異論反論】
褒めても育たない?

この「褒めて育てる」ということに反対意見を持つ人もいます。

ちなみに「AI」に反論を依頼すると、次のようなアウトプットがあったので、軽く「壁打ち」してみます。

褒めることは強力なエネルギーになりますが、過度になるとメンバーが「褒められること(上司の顔色)」を基準に行動するようになってしまいます。

私は「褒めればイイ」とは言ってません。

「褒め上手になろう!」です。

「過度になると」って「へたくそ」だからですね(笑)

「今のままで素晴らしい」というメッセージばかりが伝わると、現状に満足してしまい、高い壁に挑戦する意欲が削がれる場合があります。

「今のままで素晴らしい」なら、それでいいじゃないですか?

でも、まだ「伸びしろ」があるなら「君なら、もっと頑張れる!」と褒めてあげればいいのでは?

「高い壁への意欲が削がれる」のは、これも、褒め方が「へたくそ」だからですね。

「褒めるところがない人」に無理に褒めるポイントを作ろうとすると、周囲からは「あいつだけ甘やかされている」「お世辞を言っている」と透けて見えることがあります。

それは「お世辞を言ってる」からですよね?

「褒めるところがない人」なら「作ってあげよう」という提案です。

たとえば、時々遅刻してくる人なら「遅刻しないようにサポート」してからです、褒めるのは。

あと「周囲が、あいつだけ」って思われるのは、偏るからであって、これも「へたくそ」の典型ですね。

「褒められるから頑張る」は外発的動機付けです。

これはドーパミンのように即効性がありますが、慣れると「もっと褒めてくれないと動けない」という耐性がつきます。

「褒めるだけで育成しよう!」なんて提案してないです(笑)。

人材育成は、「学校方式」、「いい会議」、「人事評価」、「定例研修」などの仕組みの複合技です。

これらの仕組みをより効果的に実施するために「上手に褒めよう!」という提案です。

・・・以上、反論に反論できたかな?

【要点整理】
褒め上手な経営者になる

さて、どうでしょう?

「上手に褒めて育てる話」を整理しました。

精神論や根性論であっても
「がんばれよ!応援してるぞ!」という
「声掛け」が必要だと思います。

むやみやたらに「いいね!」をするのではありません。

目的は、ゴキゲンを取るためでも、チヤホヤすることでもありません。

「なにが、どれくらいいいのか?」
「あと、こうすれば、もっとよくなる」

実は、この視点は「人事評価」の視点でもあります。

「いいね!70点!」
「あと、こうすれば、満点になるよ!」

これが「褒め上手な経営者」のひとつのスタイルです。

少々、厳しい視点で言い換えると…

「あなたの承認欲求を満たすためには、このレベルのことをクリアすることが必要だよ」というメッセージを送ることです。

それを
「ダメ出し」ではなく
「いいね!」で伝える。

さて「真意」は伝わったでしょうか?

お役に立ちますように!

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このような理由で「トラブル解決系」や「裏技的な方法」は、一般公開しているこのサイトでは書けません。

「それが聞きたいのに・・・」と、物足りなさを感じられる方も少なくないと思いますが、何卒ご了承ください。

ただ、トラブルや裏技が必要になるときの共通した原因があります。それは、この「組織戦略」を疎かにしてしまったリバウンドであること。念のために書き添えておきます。

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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII マネジメントコーチ

思考のスパーリング・パートナー

もっとエエ会社にしたいなら、
もっとエエ経営者になればええねん!

これが口ぐせ。

1999年に税理士事務所を創業し、
勤務時代も含めると約40年近く
300人を超える中小企業経営者の
成功と失敗を特等席で見てきた
「超実務家」。
2022年に幸せな事業承継を遂げ、
自ら「経営の入り口から出口まで完走」。

現在はマネジメント・コーチとして、
20〜40代の次世代経営者を
「あおって、いやして、元気づけて」
パフォーマンスを最適化するのが仕事。
その現場で得た「もっとよくなるヒント」を
惜しみなく日々発信中。

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