リーダーが育たない。
そもそも、リーダーになれる人材が少ない。
これ以上、チームを大きくできない…
仕事はいくらでもあるのになあ…
「リーダーが育たない」
「リーダー人材がいない」
「だから、大きくできない」という相談。
私は、40年近く、中小企業経営の現場を観察してきましたが、どれだけ時代が変わっても「ド定番の経営相談」のひとつです。
むしろ、インターネットが一般化した30年前に比べて、ますます難易度が高くなってる、とさえ感じます。
なぜなんでしょうね?
中小企業でリーダーが育たない理由を整理してみました。
【理想人材】
求めている「リーダー」は?
引き続いて、この相談に耳を傾けていると…
- 以心伝心
言葉にしなくても、意図を汲み取って動く人材 - 信頼信用
お互い、腹を割って話せる人材 - 組織統率
人の面倒見がいい人材 - 分身代役
価値観、こだわり、仕事のクセが似ている人材 - 深層理解
誰にも言えない経営の難しさを理解してくれる人材
…おおよそ、こんな感じです。

そーそー、これこれ。
「こういうリーダー」って
ホント、いないね~!



そーそー、こんな
「都合のイイ人材」は、
ホント、いないね…。
【不在理由】
なぜ「リーダー」はいない?
先に結論。
そんな
「都合のイイ人材」は
「レアキャラ」です。
上述したように、今や益々減って「もはや絶滅危惧種」だと思います。



「昭和の良き時代」には、
まあまあ生息してた。
懐かしい~。
いたとしても、
それは「リーダー」ではありません。
それは「社長の分身」、
もっと言えば「社長のコピー」。
それは、一線から身を引いた私も欲しいです。



パーマンに出てきた
「コピーロボット」、
あれ、小さい頃、欲しかったなア。
みんな、知らんやろうなあ~。
「分身・コピー」と
「リーダー」は
「似て非なるもの」です。
冒頭の話を再掲します。
リーダーが育たない。
そもそも、リーダーになれる人材が少ないんだろうね。
こう言うから「何を勘違いしてるの?」って言われます。
コピーが育たない。
そもそも、コピーになれる人材が少ないんだろうね。
このように正しく言えば「そうだね!」と言ってもらえます。
さて、どっちですか?
欲しいのは「リーダー」ですか?
それとも「コピー」ですか?
もし「コピー」なら、極めて難易度の高い欲求なので、私の手に負えません。
もし「リーダー」なら、続きを読んでみてください。



「コピー」を求めると、
優秀な人ほど去っていくので
「人材流出対策」からだ…
【定義確認】
「リーダー」とは何か?
そもそも論です。
「リーダー」とは?
誤解を恐れずいうと「部品」です。
「チーム」のための「部品」。
「チーム」のために
「リーダー」という部品が必要なのです。
「リーダーの良し悪し」で
「チームの良し悪し」が決まります。



スポーツも一緒でしょ?
「リーダー」は「目的」ではありません。
「リーダー」は「手段」です。
さらに…
「チーム」とて「手段」です。
「事業目的」のための。
「事業目的の実現」、
「事業目標の達成」、
「そのためのチーム」、
「そのためのリーダー」です。
これを逆に繋ぐと…
「優秀なリーダー」がいるから
「チームのパフォーマンス」が上がり、
「事業目標」の達成確率が高くなり
「事業目的」の実現確率が高くなる、です。
この
「シンプルなロジック」を
「ハラ落ち」させておかないと
「コピーを求める経営者」の確率が高くなる。
たかが「リーダー」
されど「リーダー」。
メッチャ大事です。
【要点整理】
結論は…
さて、どうでしょう?
「リーダーのイメージ解像度」は少し上がりましたか?
もう一つ少々厳しい補足をしておきます。
「優秀なリーダー」は
「優秀なリーダー」の下で育つ、です。
「こんなリーダーになって欲しい!」
口頭で「何度」言っても伝わりません。
背中で「手本」を見せれば伝わります。
中小企業でリーダーが育たない理由は…



もういい!
わかった!
みなまで言うな!
はいはい!
お役に立ちますように!
【関連記事】
「組織戦略」全記事リスト
1部:概要編
2部:組成編
3部:採用編
4部:育成編
5部:評価編
このサイトでは、ひとりでも多くの経営者の方々のお役に立ちたいという思いを持って、なるべく深く、そして詳しく発信しているつもりなのですが、「ひと」に関することには「どうしても書けないこと=公表できないこと」があります。
特に、人事評価とか給与賞与に関するマネジメントには、その性質上「社員さんたちには知られない方がいいこと」があります。
お察しのとおり、このサイトは経営者の方だけではなく、一般社員さんたちもアクセスし読むことができます。
すべて「理想論」や「タテマエ」で解決できればいいのですが、「人に関する実務」はそんなに甘いものではなく、時には「荒療治」しなければならないシーンがあります。この「荒療治」を文字で誤解なく伝えることはとても困難です。
また、カモフラージュした「事例紹介」であっても、当事者の方々にとっては「あ、この記事、当社のことやん」ってすぐにわかってしまいます。それは、その社員さんにとっても「あ、自分のことだ」とわかってしまいます。「いい話」の場合はいいのですが「よくない話」の場合は、気分を害したり、あらぬ誤解を生じさせたりするリスクがあります。
このような理由で「トラブル解決系」や「裏技的な方法」は、一般公開しているこのサイトでは書けません。
「それが聞きたいのに・・・」と、物足りなさを感じられる方も少なくないと思いますが、何卒ご了承ください。
ただ、トラブルや裏技が必要になるときの共通した原因があります。それは、この「組織戦略」を疎かにしてしまったリバウンドであること。念のために書き添えておきます。









