経営者のための経営脳
自主トレサポートブログ
もっといい経営者になれば
会社はもっと良くなる。
野球には野球脳、
サッカーにはサッカー脳、
経営には経営脳。
成長とは
「もっといい会社」に
進化すること
「膨張」と「成長」の勘違い
成長するためには「成長」の意味を正しく定義しておく必要があります。
売上や利益が増加しているのに全然よくならない会社がありますが、そのほとんどは、成長ではなく膨張だからです。
- 会社の成長とは、関わる人たちがもっと幸せになれるように「もっといい会社」に進化すること
- 経営者の成長とは、その実現のために「もっといい経営者」に進化すること
これが、このブログにおける「成長の定義」です。
したがって、どれだけ規模が大きくなろうが、大きな利益が出ようが、その裏に、経営者を含め犠牲になっている人や理不尽な負担を強いられている人など「不幸な人」が存在している場合、それは「膨張」であって、このブログで定義している「成長」ではなく、この両者を混同してはなりません。
持続的成長の視点を持つ
短期的、一時的な成功を
「成長」と勘違いしない
順調に業績を伸ばしていてもつまずいてしまう会社が少なくありません。
業績も好調で、関わる人たちも幸せそうな「とてもいい会社」であっても、その状態をキープすること、あるいは、さらに良くすることがとても大切です。
短期的、一時的な成功に安心することなく、常に「持続的成長の視点」を持つことが必要です。
経営者の成長と
会社の成長は
表裏一体
経営者が成長すると
メンバーからの支持率が上がり
チームのパフォーマンスが上がる
経営者が成長すると、会社が成長します。その理由は「支持率が上がるから」です。
トップリーダーである経営者が成長し「もっといい経営者」に進化すると、信用や信頼、さらに期待感が増し、メンバーからの支持率が上がります。
それによってチームのパフォーマンスが向上し、その結果として会社が成長する、という超シンプルなロジックです。
成長の善循環を作る
経営者が成長すると
会社が成長する
会社が成長すると
経営者が成長する
会社が成長すると、その成長に伴って経営の難易度が上がり、それをクリアするプロセスによって経営者はさらに成長します。
中長期にわたる持続的な成長をするためには、この善循環を意図して作ることがとても効果的です。
経営脳を整えて
「もっといい経営者」に
経営者として自分自身を最適化する
マインドセットから経営脳を整える
どうすれば「もっといい経営者」として成長することができるか?
その答えは「経営脳を最適化する」です。
経営脳とは、会社を持続的に成長させるために必要とされる経営者の能力のことで、5つのカテゴリーに分類することができます。
- マインドセット
- フィジカル
- メンタル
- スキル
- センス
このブログでは「5つのレイヤー」として、経営脳を整え、最適化するためのフレームワークを詳しく紹介していますが、まずは、最下層の「マインドセット」をセルフチェックするところから自主トレは始まります。
経営脳を自主トレする
プロアスリートの視点でストイックに
自主トレとは、文字通り「自分でトレーニングすること」です。
自主トレは、プロアスリートたちのストイックな思考や取り組みがとても参考になります。
彼ら彼女らは目的のために「5つのレイヤー」についてセルフマネジメントをしていますが、経営者も同様、プロフェッショナルとして自分自身の経営脳を最適化するトレーニングを習慣化することで必ずもっと良くなります。
自主トレのリアル
カリキュラムに沿った
トレーニングを習慣化すること
どのように自主トレをすればいいか?
効率的な成果を求めるならば、必ずカリキュラムに沿ったトレーニングメニューを作り、それを実行し続け習慣化することが大切です。
実務的には「経営計画」の作成になります。「経営計画」に「経営脳のトレーニングメニュー=カリキュラム」を組み込みます。
経営計画を達成実現するために必要な経営脳の課題を整理し、その解決のためのトレーニングを並行することで、あなたの経営脳はどんどんバージョンアップしていきます。
このブログのコンセプト
「経営脳の自主トレサポート」というこのブログのコンセプトとともに、その軸となる「成長」の定義について紹介しました。
詳しくは、関連記事を参考にしてみてください。
最後に「成長」についてのチェックリストを紹介しておくので、この記事のポイントを整理してみてください。
- 関わる人たちの幸せを願っているだろうか?
- 「成長」と「膨張」を勘違いしていないだろうか?
- 一時的な成功に安心することなく、中長期にわたる持続的成長の視点を忘れていないだろうか?
- 会社の成長のため、経営者自らの成長が不可欠であることを認識できているだろうか?
- 経営脳を最適化するためのトレーニングは習慣化できているだろうか?
「もっといい会社」にするためには「もっといい経営者」になればええねん!が口ぐせ。
「経営脳:5つのレイヤー」で体系化した独自のマネジメントメソッドで、10名~100名規模の中小企業経営者をサポート。
専門は「36カ月の経営計画」「マネジメント会計(管理会計)」「チームビルディング・人事評価・業績連動型賞与制度」。
1999年に創業した自身の税理士事務所を2022年に事業承継し、現在はコーチを専業として福岡~岡山~大阪~金沢を行ったり来たりのアドレスホッパー。京都出身、B型の蠍。