この記事は、更新時の情報と筆者の考えに基づくものです。約 5 分で読めます。
こんにちは!
このブログは、10名~100名規模の中小企業経営者の方々に「もっといい会社」にするためのヒントを発信するため、2024年1月8日にオープンしました(今日で目)。ロゴの【Re!】には「頭をいったんリセットして、最適な経営脳に再構築しよう!」という意味が込められています。
過去の成功体験や失敗経験などでゴチャゴチャした頭の中を整理し、経営者としてのパフォーマンスの改善や向上のお役に立てれば幸いです。
運営者プロフィールはこちらです
マネジメントコーチ 堀井弘三「価値観を共有できるクライアントとともに」
【重要視点】
主役は会社ではなく「経営者」
「いい会社」を作るためのとても重要な視点。
「年商**億円、社員数**名の会社を目指す!」ではなく
「年商**億円、社員数**名の会社の経営者を目指す!」です。
特に10名~100名規模の中小企業の場合、経営者のパフォーマンスが、そのまま会社のパフォーマンスとして現れます。
「目指す会社」を実現するために「目指す経営者」になる必要があります。
「どんな会社にするか?」ではなく「どんな経営者になるか?」という「主役視点」がとても重要です。
主役は「会社」ではなく「経営者」なのです。
この、うっかり忘れてしまいそうな「当たり前のこと」を、まず確認しましょう。
(関連記事)「会社は道具」という真の成功のための最重要視点
【目標設定】
どんな経営者になるのか?
例えば「年商50億円、社員数50名の会社を目指す!」とします。
会社のゴールイメージですが、これで終わっている経営者が意外と多いものです。
そのゴールにたどり着くためには、商品サービス力や営業力、あるいは営業人材の採用力や育成力など「やること」がたくさんあります。また、50名のメンバーをマネジメントするための「やること」もたくさんあります。
もし、これら「やること」の中で「できないこと」があれば、目指す会社は「絵に描いた餅」になってしまいます。
「できないこと」と「できること」にしなければなりません。
「できないこと」を「できること」にする経営者になる、これが必要なゴール設定です。
繰り返しますが、「目指す会社」を実現するために「どんな経営者を目指すか?」です。
ゴールの表現は「年商50億円、社員数50名の会社の経営者を目指す!」です。
【言語化策】
経営脳を最適化すればいい
「どんな経営者を目指すか?」と言っても、具体的に言語化することは難しいと思います。
そこで提案するのが「経営脳を最適化」です。
野球には野球脳、サッカーにはサッカー脳と言われるように、経営には経営脳です。
経営脳とは、もっといい会社にするためのチカラ、つまり「会社を持続的に成長させるために必要とされる経営者の能力」のことですが、これは、下記の「5つのレイヤー」に分類されます。

それは、「マインドセット」「フィジカル」「メンタル」「スキル」「センス」の5つであり、このそれぞれの成長課題を解決することで「経営脳」は最適化されます。
この「経営脳」のパフォーマンスは、この各階層(レイヤー)の良し悪しによって左右されますが、下層ほど優先されます。
何よりも優先するのは「L1:マインドセット」であり、「経営者としての考え方は正しいか?」から最適化は始まります。
「考え方」が正しくなければ、スキルもセンスも間違った方向に使ってしまいます。同様に、心身(フィジカル・メンタル)」に課題があれば、十分なパフォーマンスを期待できません。
経営上の諸問題の本質的な原因である経営者自身の課題を、5階層で整理し、それぞれの改善によって経営脳を最適化するためのフレームワークです。
まずは、この5つのレイヤーのそれぞれについて「どうあるべきか?」をしましょう。
それが、実は「目指す経営者」の具体的ゴールイメージと重なるはずです。
(詳説記事)経営脳は5層構造、フレームワークで最適化する
【Re! set】
いったんリセットすればいい
「現状」は、これまでの「考え方」と「行動」の結果です。
「現状」に満足であれば、「考え方」と「行動」は変えなくていいでしょう。
しかし「現状」に満足していないなら「考え方」と「行動」を変えることです。
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと,それを狂気という」
*実際は誰が言ったか分からないけど、あのアインシュタインの名言としてよく出てくるフレーズ。
これまでの「考え方」と「行動」を変えず、結果だけ変えたいと望んでも、それは非現実的です。
よく聞く「何度やってもダメ」というフレーズですが、結果を変えるのは回数ではなく方法です。
(関連記事)フレームワーク|結果=考え方×行動|もっとよくなる思考習慣
このブログの提案は「経営脳を最適化しよう」です。
上述の「5つのレイヤー」のそれぞれを「ベストな状態」に変えることができれば、自ずと結果がいい方向に変わるはずです。
そのために、まず最初にすることは「リセット」です。
過去の成功体験や失敗経験など、頭の中には「整理されてない経験」がゴチャゴチャしているはずです。
そのゴチャゴチャしている過去の経験を整理しているヒマはありません。
いったんゼロベースにリセットして、改めて「5つのレイヤー」をインストールすることです。
新品のパソコンやスマートフォンの使い始めの「スッキリ感」のようなイメージです。
あるいは「失敗したカレー」は、いったん捨ててイチから作り直すイメージです(?)。
まずは「経営の原理原則」から読んでみてもらって、もし、共感を得られるようであれば、その後の具体的なリセットの方法は、下記の記事を参考にしてください。頭をリセットする4ステップとして、下記の方法を解説しています。
- Step1 自己否定:自分を疑うことから
- Step2 経営脳のリセットにコミットする
- Step3 他者を受け入れる
- Step4 リセットのための時間を確保する
(関連記事)自主トレ準備|経営脳をリセットする4つのステップ
お役に立ちますように!
(補足記事)このブログは信用していいのか?