「会社のこと」は、よく見えていますか?
「経営のこと」は、よく見えていますか?
「本当の強み」は?
「本当の弱点」は?
「もっと儲けるための課題」は?
「感覚」ではなく「数字」で説明できますか?
「やたら会計に強い経営者」は、
イチイチ「数字」で話します。
「話せるよ!」ってことであれば、
別の記事へどうぞ!
「話せない!」ってことであれば、
ぜひ、参考にしてみてください!
「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい会社」に成長するヒントを日々更新しています。
40年近く税理士として中小企業経営を支援し、経営計画や管理会計、組織作りを専門とするマネジメントコーチ・堀井弘三が、その現場で得た豊富な経験と知識に基づき執筆しています。
初めてアクセスしていただいた方は、「このWEBサイトについて」をまずご覧ください。
【事前準備】
財務戦略が大切な理由
この話は「中小企業の財務戦略」の話です。
まず「財務戦略」とは何か?について、おさらいしておきましょう。
「戦略」とは
「望む結果を得るための仕組み」のこと。
だから、
「財務戦略」とは
「望む結果を得るためのオカネの仕組み」とです。
「望む結果」は、みんな「似たり寄ったり」。
「足腰の強い財務基盤」ですね。
「潤沢な資金力」。
「潤沢の程度」に差がありますが、
方向性は「同じ」です。
つまり、
「足腰の強い財務基盤を構築する仕組み」
中小企業だからこそ「財務戦略」が必要です。
なぜなら「資金調達」の方法が限られているからです。
株や債券を発行したら「ドッカン!」と、オカネが集まる上場企業等とは決定的に違います。
中小企業が「財務基盤」を強化するなら・・・
- 借金を免除してもらう
- 寄付してもらう
- 出資してもらう
・・・という
「可能性が極めて低い方法」以外に残っているのは・・・
「稼ぐ」しかない。
一時的に「借りる」ことで「資金力」は増しますが、いずれ返さないといけないので「財務基盤」が強くなったわけではありません。
「借りた1億円」と「稼いだ1億円」の違いです。
この「たったひとつの選択肢」だから「ムダなく、効率的に稼ぐ」って、とても大切です。
そうして「財務基盤をコツコツ強くしていく」。
これが「望む結果を得るためのオカネの仕組み」。
「財務戦略」です。
だから、とても「大事な話」。
【絶対必要】
会計データで経営を可視化
財務基盤をコツコツ強くするために
「ムダなく、効率的に稼ぐ」
そのために「ムダ」や「効率」を
「可視化する」必要があります。
言うまでもなく、その方法が「会計」。
その中でも「管理会計」がとても効果的です。
「感覚的に分かる」という経営者がいます。
「その考え方」、今すぐやめた方がいいです。
(詳しくは別記事に譲りますが、人材が育ちません、チームが育ちません、つまり、いい会社になりません。)
「独特なカン」「高性能なカンピュータ」の「強み」はよくわかっています。
でも、その「答え合わせ」と「メンテナンス」のためにも「会計」が必要です。
つまり「経営者全員、もれなく必要」です。
要らない人は、レアケース。
- ムダがあってもいい「余りある莫大な資金や資金源」がある人
- 「独自のスゴイ仕組み」を作って活用している人
- あとは・・・もう経営をあきらめた人
これらに該当しないなら「必要」です。
「管理会計で経営を可視化すること」
【管理会計】
経営者のための自由な会計
「管理会計で経営を可視化すること」が必要と書きました。
「管理会計でホントに可視化できるの?」と思いますか?
別の記事でも書きましたが「絶対できます」。
なぜなら
「可視化できるようにアレンジするから」です。
「見えるまで、アレンジしまくる」からです。
私が、現役税理士の頃「サブスクのコストって何費?」みたいな「科目名」の質問って日常でした。
私の答えは、いつも「どうぞご自由に!」。
「管理会計」は、銀行や税務署に提出する「財務会計」とは違って「経営者のための会計」だから「自由」です。
「研究費」でもいいし、
「雑費」でもいいし、
「さぶすく」ってひらがなでも
「どうぞご自由に!」です。
「なに?」とか「どこ?」とか、全部「経営者が決めること」。
それくらい「自由な会計」です。
「自分のビジネスは、こうすればよく見える!」ということを突き詰める。
だから「絶対、見えるようになる」のです。
ちなみに・・・
銀行や税務署に提出する「財務会計」は、「世間一般のルールや慣習」に縛られています。
貸借対照表や損益計算書のフォーマットも決まっています。
だから「不自由」です。
だから「よくわからない」のです。
この「決定的な違い」を、よく知っておいてくださいね。
【確認事項】
なにをモニタリングするか?
上述したように「経営が見えるようにアレンジする」のですが、「外せないデータ」があります。
それは「実質内部留保」。
これは、毎月、必ずチェックした方がいいです。
常に把握しておかないと、将来、後悔します、たぶん。
(たぶん?)
ごめんなさい!
莫大に儲けて「大リーグのスタープレーヤー」くらいの領域に行けば、おそらく後悔しないと思いますが・・・たぶん、そうではないだろうから・・・という失礼を「ごめんなさい」です。
「実質内部留保」、詳しくは「詳細を解説する記事」を参考にしていただくとして、ここでは「ざっくり」と説明しておきます。
「今、会社を解散したら、どれだけのキャッシュになるか?」という数字。
「会社の換金価値」です。
「貸借対照表」に「ん億円」あったとしても、会社をタタムときには、借金は全額返済するのはもちろん、退職金?リースの解約料?本社の原状回復?その他もろもろで減っていきます。
会社を作るのは、いとも簡単ですが、
会社をやめるのは、まあまあ大変。
(結婚みたいね💦)
何もかも、キレイさっぱりして・・・
さて「いくら残った?」が、
創業以来の「本当の利益」です。
この数字を、「たまに」ではなく「いつも」見ておくと、経営の意識が「イイ方向」に変わります。
そのために「会計に強い方がいい」のです。
一時、ネットニュースなどでみかけた「データドリブン経営」です。
経験やカンだけではなく、客観的なデータを活用して経営することです。
マーケティングや生産性など、対象範囲は経営全般に及びますが、中小企業においては、まず「経営そのもの」をデータで可視化することが先決です。
【重要視点】
会計データの「何を」見るか?
「経営そのもの」とは何か?
会計データの「何を」「どう」見ればいいか?
その一つは、上述の「実質内部留保」。
もう一つは「経営目的や目標に対する状況」です。
目指す目的や目標を実現・達成するために、十分な利益を確保できているか?
この調子でいくと、どうなるか?
「過去」を分析して、「未来」を予測する。
そこで「新たな課題」を見つけたら、解決する。
つまり「課題発見」のために「会計データ」が必要なのです。
「良かった・悪かった」という「感想」で済ませると、せっかくの「貴重な経営データ」はムダになります。
もちろん、その「データ」だけでなく、そのための「手間」までムダになってしまいますね。
【誤解注意】
管理会計と財務会計
ここで話が終わると「財務会計」は役に立たないから、と「軽視」されそうなので、補足しておきます。
「ざっくり」おさらいしましょう。
- 財務会計は、外部報告が目的です。
- 税務署、銀行、株主など、外部の関係者に対して過去の実績を報告する会計。
- そのフォーマットは「試算表」や「決算書」。
- 管理会計は、内部判断が目的です。
- 経営者や管理者が、「経営状況」を正確に把握し、その良し悪しを判断するための会計。
- フォーマットは、「当社オリジナルのレポート」。
どちらが優れているという話ではありません。
「目的が違う」のです。
財務会計だけでは、経営判断に必要な情報は得られません。
一方、管理会計だけでは、外部報告の義務を果たせません。
「両方が必要」です。
ただ、私の経験的に言えることは・・・
「財務会計」に強くなっても「管理会計」には強くなれませんが
「管理会計」に強くなれば、自然に「財務会計」にも強くなれます。
株式投資をしている人は「財務会計」の見方を勉強しますが、「管理会計」は公表されないので、「やたら決算書に強い人」も、管理会計の話になると「なに?」って顔になります。
このふたつの会計は、経営者にとっては「選択肢」ではなく「両方が大切」ってこと、最後に念押ししておきます。
【要点整理】
管理会計で上手に稼ぐ!
さて、どうですか?
中小企業の財務基盤を強くする方法は「稼ぐ」しかない。
だから「ムダなく、効率的に稼ぐ」。
そのために「経営を可視化する」。
その手段が「管理会計」。
「管理会計」は、経営者のための「自由な会計」。
「見えるまでアレンジしまくって上手に稼ぐ」
まずは、必須の「実質内部留保」を確認し
次に、目標や目的と比較して「課題」を発見する。
「良かった・悪かった」で終わらせない。
そのための「管理会計」。
もし、まだ「実装」していないなら、この機会に「真剣に検討」してみてください。
お役に立ちますように!


