人を育てると、チームがよくなり、
会社はよくなる。
どうすれば人は育つのか?
その方法はたったひとつ。
「育成にホンキになること」。
- 人材は成長していますか?
- チームのパフォーマンスは、少しずつ良くなっていますか?
- 「育成の仕組み」は、期待通り機能していますか?
- 「組織戦略」は、プラン通りに進んでいますか?
これらの問いに対して「全部、YES」なら、この記事はお役に立てません。
でも、ひとつでも「NO」があれば、ぜひ参考にしてみてください。
「組織戦略における人材育成の前提」です。
先に結論を書いておきます。
その「前提」とは
「経営者のホンキ度」です。
【組織戦略】
「育成」の戦略的位置づけ
本題に入る前に「なんの話か?」を確認しておきましょう。
「経営戦略」の中の
「組織戦略:育成」の位置付けについて
「おさらい」が必要なら、ここをクリック。
(必要なければ、次に進みましょう)

【視点再考】
人材の成長は本人次第?
「成長は、本人の自助努力だ」という考え方の人がいます。
このような考え方を持っている経営者は、自分自身が今まで相当な努力を重ねてきた人。
だから、自社のメンバーにも「そうあるべき」と考えていることが多いと感じます。

私も、若い頃は「そうそう!」と、
同じような考え方の経営者と、
よく「傷のなめ合い」をやっていたものです💦
この考え方に共感し、高いモチベーションを持って自助努力するメンバーが集まれば、放っておいても成長します。
だから、経営者は悩む必要はなく、それはある意味「最強」だと思います。
しかし、現実はそのような中小企業は少数派です。
- 「もっと努力すべき」
- 「もっと経験すべき」
- 「もっと**すべき!」
ことあるごとに「忠告」すれど・・・
「暖簾に腕押し」
経営者は「なぜだ?」と頭を抱えています。
少々、厳しいことを言います。
ブレークスルーの方法は、突き詰めると・・・
- 「他人を変えるか?」
- 「自分が変わるか?」
この二択です。
「自分は変わらず」
「他人も変えず」
「他人が変わる」のを待つ。
そんな時間の余裕はないはずですから。
【方向転換】
人材育成にホンキになる!
必要かつ最も効果的なのは
「経営者自身が変わること」、
「組織戦略に対してホンキになる」こと。
チームの課題は、
会社にとって深刻な経営課題です。
ここでの「ホンキ」は、
「チームの課題解決に対してホンキか?」
「ホンキで最高のチームしたいか?」です。
具体的なノウハウや方法論の前に、
そもそも、この「ホンキ」がとても重要です。
なぜなら
「組織戦略」の相手は
「生身のヒト」であり
「根気との勝負」だからです。
仕組み作りには、
多くの時間や手間が必要です。
「ホンキ」でないと、
「途中でイヤ」になります。



そんな手間も時間もかかるんやったら、
もう、ええわ…。
この「もう、ええわ」の意味は…
「もう、イマイチなチームのままでええわ」
「もう、イマイチな経営者人生でええわ」
…というあきらめです。



私に言わせれば…
「社長!ホンキでっか!」
「そんなこと、ホンキで言ってるの?」


【再度確認】
誰のための組織戦略か?
改めて「なぜ、人材育成」が必要なのか?
誰のための「組織戦略」なのか?です。
それは、言うまでもなく
「もっといいチーム」にして、
「もっといい会社」にするためです。
「もっといい会社」にするための
「人材育成」です。
「人材育成」の仕組みがないと
「もっといい会社」にならない
…とは、言いませんが、かなり確率は落ちる。
改めて…
なぜ「もっといい会社」にするのか?
「関わる人たち:3Gの持続的な幸せ」のためです。


- Group1:社外
得意先、取引先、そして社会 - Group2:社内
社員と、その家族や大切な人たち - Group3:自分
経営者自身と、その家族や大切な人たち
「もっといい会社」に成長すれば、
「3Gの人たち」の
「幸せ確率」が上がります。
そのための「人材育成」です。
つまり・・・
「人材育成に対するホンキ」とは、
「3Gの人たちに対するホンキ」の表れです。
「会社」だけでもなく、
「個々のメンバー」だけでもなく、
顧客も、取引先も、メンバーも、経営者も、
「みんなが幸せになるために」です。
前述した
「もう、ええわ…」というため息。
厳しいですが…
「周りの人たちなんて、もうええわ」
に聞こえます。
「経営の原理原則」からの脱線すれば
経営がうまくいくはずがありません。
【要点整理】
人材育成は長期投資
さて、どうですか?
人材育成に対する「経営者のホンキ」について整理しました。
「人材育成は、手間がかかるなあ」という経営者がほとんです。
私もそう思います。
つらつらと書きましたが
「ホンキ」以上に大切なのは
「コンキ」かもしれませんね。
人材育成は「投資」です。
あえて言うならば
「短期投資」ではなく
「長期投資」の対象です。
「短期リターン」を求めると
「もう、ええわ」とボヤいてしまいます。
「コンキ」よくリターンを求めましょう。
お役に立ちますように!
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1部:概要編
2部:組成編
3部:採用編
4部:育成編
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ただ、トラブルや裏技が必要になるときの共通した原因があります。それは、この「組織戦略」を疎かにしてしまったリバウンドであること。念のために書き添えておきます。



