あの時は思い込んでた。
だから、逃げた。感情的だった。
そんな自分に気付いてなかった。
もう後悔したくない。
どうすればいいのか。
「あのとき、しくじったな…」
後悔してること、どれくらいありますか?
私は、22年間の経営者生活を振り返ると…

いや、振り返りたくない💦
経営者の最適な意思決定をジャマする「4つの罠」があります。
冷静に振り返り、
考えれば分かることなんですけどね。
今回は、その
「4つの罠」に邪魔されないための
「たった1つの視点」を整理しました。
経営者の判断を狂わせる「思考のクセ」と、
最適解を選択し続けるための具体的な視点の話です。
【原因解明】
経営脳がエラー!誤作動!
最適な決断や意思決定ができない理由は
「経営脳:5つのレイヤー」がエラーを起こすからです。
経営脳が誤作動するから、違う方向に考動してしまうのです。


- L1:マインドセット
考え方が間違ってた - L2:フィジカル
コンディションが優れなかった - L3:メンタル
ココロが乱れていた - L4:スキル
能力が足りなかった - L5:センス
感受性が鈍ってた
5つのレイヤーの「どれか」ではなく、それぞれが相互に悪影響を及ぼして「違う決断」をしてしまうのだと思います。
だから「ミスった!」「しくじった!」と思った時は、「後悔」はほどほどにして、各レイヤーを振り返り「自分修正」をする必要があります。
それは「しんどいプロセス」ですが、同じようなことで何度も凹むことを思えば「がんばれる!」と思います。
何より、決断や意思決定のミスのおかげで「巻き込まれてしまった人たち」のことを考えると
「自分修正」は「経営責任」でもあると考えるのが、厳しいですが「筋」であり「道理」です。


【4つの罠】
意思決定や決断を誤る理由
しくじった経営者たちを観察していると、そのほとんどは「4つの罠」にあてはまります。
冷静に考えれば分かるし、恥ずかしいことでもあるんですが「その時」は、そのまま突っ走ってしまうんですよね。



もちろん、
私の「黒歴史」も、
この4つに当てはまります。
思い込み・勘違い
| 陥りがちな思考パターン | 失敗の主な原因 |
| 「たぶん大丈夫」 「前回もうまくいった」 「ベストに決まってる」 | 過去の成功体験 根拠のない自信 安易な直感 |
回避・逃げ
| 陥りがちな思考パターン | 失敗の主な原因 |
| 「面倒だ」 「嫌われたくない」 「難しい」 | 本当は正解を知っているのに、安易な方法や、自分に都合の良い方を選択。 |
気付き不足
| 陥りがちな思考パターン | 失敗の主な原因 |
| 「リスクはない!」 「自分ならデキル!」 | 情報収集の不足 身の程知らず 自己認識の甘さ |
感情・私心
| 陥りがちな思考パターン | 失敗の主な原因 |
| 「ヤツは気に食わない」 「気分が乗らない」 「バレないだろう」 | 怒り・焦り・不安 好き嫌い わがまま、身勝手、自己チュー |



「脱税」は、
この4つの全部の集大成!(笑)
ーー元税理士
【軌道修正】
たったひとつの視点でいい
では、どうすれば、経営脳はエラー・誤作動をしなくなるのか?
「最適解を選択するための視点」を持てば大丈夫。
それは「たったひとつ」。
関わる人たちのことを忘れないこと
これだけです。
そうです。
「経営の原理原則」です。
「経営の原理原則」を忘れるから、意思決定や決断を誤るのです。
私たちは「関わる人たちの持続的な幸せ」のために会社を経営しています。
言い換えれば、
「関わる人たちの持続的な幸せ」のための意思決定であり、決断です。


- Group 1:社外・社会
取引先、顧客、社会 - Group2:社員・家族
社員とその家族や大切な人たち - Group3:自分・家族
自分自身と家族や、大切な人たち
その意思決定や決断が、
自分自身も含めて、これらの人たちは
「イヤな思い」をしないか?
「つらい思い」をすることにならないか?
さらに、この人たちを
「裏切ること」にならないか?
「ごまかす」ことにならないか?
大切な意思決定や決断の前には、必ず一呼吸を入れて「自問自答」。
「関わる人たち」に思いを馳せて
「これがホントに最適か?」
これで「4つの罠」にジャマされにくくなります。
もちろん「人間だもの」。
それでも、しくじることはありますが「反省の質」が大きく変わるので、どんどん「しくじり率」は低下、改善していきます。
つまり…
「失敗を糧にして成長するロジック」そのもの。
この「4つの罠」を知らないと、失敗を他責にしたり、ときに「悪運」のせいにしてしまいます。
「他責」と「悪運」は、「成長」につながらないので、また「再発」するので気を付けなければなりません。
常に「最適解」を選択し続けるための
「たったひとつの視点」、とても大切です。


【企業文化】
常に最適か?を考えるチーム
「4つの罠」に気付き、その罠にハマらないための「たったひとつの視点」。
どうせなら、これをチームに広げましょう。
チームのみんなが「安易な考動」を慎み、
常に「最適か?」「ベストか?」を自問自答するチーム。
「最高のチーム」だと思いませんか?
経営者自身が、そのお手本となって、身をもって伝える。
そのために・・・
- 「4つの罠」を共有し
- 「原理原則」を共有し
- 「最適?」と相互確認するのを当たり前にする
経営の最前線では「最適か?」「ベストか?」と問う時間もなく「とりあえず!GO!」という場面もあるでしょう。
でも、前述もしたように、それが失敗につながったとしても、その振り返りの質が変わります。
「なぜ、失敗したか?」を「4つの罠」と「経営の原理原則」に沿って反省するチーム。
チームメンバーから
「社長!それがベストですか?」ってツッコまれるようになれば最強です(笑)
ますます「最高のチーム」に成長していくことでしょう。
そのご褒美は「高い支持率」となって経営者自身にかえってくる、はず!


【要点整理】
経営の原理原則を忘れない
さて、どうでしょう?
「経営者の決断・意思決定」をジャマする
「4つの罠」と、それを防ぐ
「1つの視点」を整理しました。
- しくじりを招く「4つの罠」を知る
- 思い込み、逃げ、気付き不足、感情
- 「関わる人たち」に思いを馳せる
- 取引先・顧客・社会
- 社員とその家族や、大切な人たち
- 経営者自身と家族、大切な人たち
結局「経営の原理原則」にたどり着きました。
関わる人たちの持続的な幸せを目的に経営する。
そのために、いつも「最適か?」を問い続ける。
それさえ忘れなければ「成功確率」は上がる。
そんなロジック、お役に立ちますように!











