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01:人を育てる覚悟「ホンキ」で人を育てているか?

2026 4/09
2024年4月16日2026年4月9日
H.HORII

人を育てると、チームがよくなり、
会社はよくなる。
どうすれば人は育つのか?
その方法はたったひとつ。
「育成にホンキになること」。

「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい経営者」「もっといい会社」に成長するためのヒントを日々更新しています。
元税理士のマネジメントコーチ・堀井弘三が、40年近くの経験と知識に基づき執筆しています。

  • 人材は成長していますか?
  • チームのパフォーマンスは、少しずつ良くなっていますか?
  • 「育成の仕組み」は、期待通り機能していますか?
  • 「組織戦略」は、プラン通りに進んでいますか?

これらの問いに対して「全部、YES」なら、この記事はお役に立てません。

でも、ひとつでも「NO」があれば、ぜひ参考にしてみてください。

「組織戦略における人材育成の前提」です。

先に結論を書いておきます。

その「前提」とは
「経営者のホンキ度」です。

INDEX

【組織戦略】
「育成」の戦略的位置づけ

本題に入る前に「なんの話か?」を確認しておきましょう。

「経営戦略」の中の
「組織戦略:育成」の位置付けについて
「おさらい」が必要なら、ここをクリック。
(必要なければ、次に進みましょう)

「中小企業の組織戦略」の目的は「最高のチーム作り」を通じて「もっといい会社」に成長することです。

その戦略要素は「組成・採用・育成・評価・分配」の5つ。

「人材育成」は、「組織戦略」の一部、
「組織戦略」は、「経営戦略」の一部。

つまり、
「育成」は
「経営戦略」の一部であり、
「経営目的を実現するための仕組み」といえます。

チーム力を高め、
もっといい会社にするための
「戦略テーマ」。

育成がうまくいくと
↓
チームが強化され
↓
戦略実行がよりよく進む
↓
もっといい会社になる

この連鎖の構造です。

まず、この
「人材育成の戦略的位置づけ」
 を共有してから、本題に入りましょう。

あわせて読みたい
中小企業の組織戦略|「やたら組織に強い経営者」になればいい 最高のチームを作る中小企業のための組織戦略「人的資本経営」を実践するための「5つの重要視点」 「もっといい会社」にするために「もっといいチーム」にしたい。 そ…

【視点再考】
人材の成長は本人次第?

「成長は、本人の自助努力だ」という考え方の人がいます。

このような考え方を持っている経営者は、自分自身が今まで相当な努力を重ねてきた人。

だから、自社のメンバーにも「そうあるべき」と考えていることが多いと感じます。

私も、若い頃は「そうそう!」と、
同じような考え方の経営者と、
よく「傷のなめ合い」をやっていたものです💦

この考え方に共感し、高いモチベーションを持って自助努力するメンバーが集まれば、放っておいても成長します。

だから、経営者は悩む必要はなく、それはある意味「最強」だと思います。

しかし、現実はそのような中小企業は少数派です。

  • 「もっと努力すべき」
  • 「もっと経験すべき」
  • 「もっと**すべき!」

ことあるごとに「忠告」すれど・・・
「暖簾に腕押し」

経営者は「なぜだ?」と頭を抱えています。

少々、厳しいことを言います。

ブレークスルーの方法は、突き詰めると・・・

  • 「他人を変えるか?」
  • 「自分が変わるか?」

この二択です。

「自分は変わらず」
「他人も変えず」
「他人が変わる」のを待つ。

そんな時間の余裕はないはずですから。

【方向転換】
人材育成にホンキになる!

必要かつ最も効果的なのは
「経営者自身が変わること」、
「組織戦略に対してホンキになる」こと。

チームの課題は、
会社にとって深刻な経営課題です。

ここでの「ホンキ」は、
「チームの課題解決に対してホンキか?」
「ホンキで最高のチームしたいか?」です。

具体的なノウハウや方法論の前に、
そもそも、この「ホンキ」がとても重要です。

なぜなら
「組織戦略」の相手は
「生身のヒト」であり
「根気との勝負」だから
です。

仕組み作りには、
多くの時間や手間が必要です。

「ホンキ」でないと、
「途中でイヤ」になります。

そんな手間も時間もかかるんやったら、
もう、ええわ…。

この「もう、ええわ」の意味は…
「もう、イマイチなチームのままでええわ」
「もう、イマイチな経営者人生でええわ」
…というあきらめです。

私に言わせれば…
「社長!ホンキでっか!」
「そんなこと、ホンキで言ってるの?」

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【再度確認】
誰のための組織戦略か?

改めて「なぜ、人材育成」が必要なのか?

誰のための「組織戦略」なのか?です。

それは、言うまでもなく
「もっといいチーム」にして、
「もっといい会社」にするため
です。

「もっといい会社」にするための
「人材育成」
です。

「人材育成」の仕組みがないと
「もっといい会社」にならない
…とは、言いませんが、かなり確率は落ちる。

改めて…

なぜ「もっといい会社」にするのか?

「関わる人たち:3Gの持続的な幸せ」のためです。

3Gマネジメント:社会・取引先+社員+経営者

3Gマネジメント

  • Group1:社外
    得意先、取引先、そして社会
  • Group2:社内
    社員と、その家族や大切な人たち
  • Group3:自分
    経営者自身と、その家族や大切な人たち

「もっといい会社」に成長すれば、
「3Gの人たち」の
「幸せ確率」が上がります。

そのための「人材育成」です。

つまり・・・
「人材育成に対するホンキ」とは、
「3Gの人たちに対するホンキ」の表れです。

「会社」だけでもなく、
「個々のメンバー」だけでもなく、
顧客も、取引先も、メンバーも、経営者も、
「みんなが幸せになるために」です。

前述した
「もう、ええわ…」というため息。

厳しいですが…
「周りの人たちなんて、もうええわ」
 に聞こえます。

「経営の原理原則」からの脱線すれば
経営がうまくいくはずがありません。

【要点整理】
人材育成は長期投資

さて、どうですか?

人材育成に対する「経営者のホンキ」について整理しました。

「人材育成は、手間がかかるなあ」という経営者がほとんです。

私もそう思います。

つらつらと書きましたが
「ホンキ」以上に大切なのは
「コンキ」かもしれませんね。

人材育成は「投資」です。

あえて言うならば
「短期投資」ではなく
「長期投資」の対象
です。

「短期リターン」を求めると
「もう、ええわ」とボヤいてしまいます。

「コンキ」よくリターンを求めましょう。

お役に立ちますように!

【関連記事】
「組織戦略」全記事リスト

1部:概要編
  • 01:組織戦略の本質|最高の経営者人生のために
  • 02:組織戦略の主軸|人的資本経営|消費から投資へ
  • 03:組織戦略の全容|最高のチーム「5つの仕組み」
  • 04:組織戦略の前提|相性の良し悪しがとても大切
  • 05:組織戦略の目的|経営者の自由度を拡げる
2部:組成編
  • 01:組織作り|経営者のチームビルディング・スキル
  • 02:組織作り|最高のチームを作る実務:5ステップ
  • 03:組織作り|「もっといいチーム」の「らしさ」
  • 05:組織作り|「感じのイイ会社」のカルチャー
3部:採用編
  • 01:採用力の課題|「イイ人」はなぜ採れないのか?
  • 02:採用力の強化|「イイ人」を採るマーケティング
  • 03:採用力の改善|「イイ人」を見極めるための視点
  • 04:採用力の改善|「イイ人」に選ばれるための視点
  • 05:採用力の実務|「イイ人」を見極める面接のコツ
4部:育成編
  • 01:人を育てる覚悟「ホンキ」で人を育てているか?
  • 02:人材育成の準備「優秀な人材」を言語化してるか?
  • 03:人を育てる前提「ヒト」を正しく理解しているか?
  • 04:人材が育つ文化「成長の定義」を共有しているか?
  • 07:人材育成の仕組「学校方式のPCDA」で育てる!
5部:評価編
  • 01:人事評価の本質|人を育てるための道具
  • 02:人事評価の現実|中小企業が失敗する理由
  • 03:人事評価の運用|「成功例」と「失敗例」の比較
6部:分配編
  • 01:成果分配の概要|業績連動型賞与の「ざっくり」
  • 02:成果分配の功罪|業績連動型のデメリットとリスク

このサイトでは、ひとりでも多くの経営者の方々のお役に立ちたいという思いを持って、なるべく深く、そして詳しく発信しているつもりなのですが、「ひと」に関することには「どうしても書けないこと=公表できないこと」があります。

特に、人事評価とか給与賞与に関するマネジメントには、その性質上「社員さんたちには知られない方がいいこと」があります。

お察しのとおり、このサイトは経営者の方だけではなく、一般社員さんたちもアクセスし読むことができます。

すべて「理想論」や「タテマエ」で解決できればいいのですが、「人に関する実務」はそんなに甘いものではなく、時には「荒療治」しなければならないシーンがあります。この「荒療治」を文字で誤解なく伝えることはとても困難です。

また、カモフラージュした「事例紹介」であっても、当事者の方々にとっては「あ、この記事、当社のことやん」ってすぐにわかってしまいます。それは、その社員さんにとっても「あ、自分のことだ」とわかってしまいます。「いい話」の場合はいいのですが「よくない話」の場合は、気分を害したり、あらぬ誤解を生じさせたりするリスクがあります。

このような理由で「トラブル解決系」や「裏技的な方法」は、一般公開しているこのサイトでは書けません。

「それが聞きたいのに・・・」と、物足りなさを感じられる方も少なくないと思いますが、何卒ご了承ください。

ただ、トラブルや裏技が必要になるときの共通した原因があります。それは、この「組織戦略」を疎かにしてしまったリバウンドであること。念のために書き添えておきます。

4部-育成編
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII マネジメントコーチ

思考のスパーリング・パートナー

もっとエエ会社にしたいなら、
もっとエエ経営者になればええねん!

これが口ぐせ。

1999年に税理士事務所を創業し、
勤務時代も含めると約40年近く
300人を超える中小企業経営者の
成功と失敗を特等席で見てきた
「超実務家」。
2022年に幸せな事業承継を遂げ、
自ら「経営の入り口から出口まで完走」。

現在はマネジメント・コーチとして、
20〜40代の次世代経営者を
「あおって、いやして、元気づけて」
パフォーマンスを最適化するのが仕事。
その現場で得た「もっとよくなるヒント」を
惜しみなく日々発信中。

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