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もっといい経営者になるための「5レイヤー」メソッド
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中小企業経営者の”経営脳”5つのレイヤー|2|フィジカル

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経営脳の第2レイヤー、
フィジカル。

経営者の「活力」で
会社の「空気」は変わる。

経営者のパフォーマンスを
予防・持続・回復の3つの機能でサポート。

重要視点、「健康管理は経営責任」。

【経営脳】5つのレイヤー。「マインドセット」「フィジカル」「メンタル」「スキル」「センス」。

10人~200人規模の中小企業経営者の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい経営者」「もっといい会社」に成長するヒントを日々更新しています。
40年近く税理士として中小企業経営を支援し、経営計画や管理会計、組織作りを専門とするマネジメントコーチ・堀井弘三が、その現場で得た豊富な経験と知識に基づき執筆しています。
初めてアクセスしていただいた方は、「このサイトについて」をまずご覧ください。

INDEX

【イントロ】
いい経営者の共通点「健康」

経営者の考動が、直接的に会社の成果に反映されます。

経営者の考動が良ければ、
会社は「良い方向」に向かいます。

経営者の考動が良くなければ、
会社は「思わぬ方向」に向かいます。

特に、会社と経営者が事実上「表裏一体」のオーナー型中小企業は「そういう構造」です。

考動の「良し悪し」は、カラダのコンディションに大きく左右されます。

コンディションが良いときなら、考え方も行動もクリアな経営者でも、いったん崩れると、たちまち考動のクオリティは低下します。

「カラダが資本」と言われるゆえんです。

フィジカルが、経営者のパフォーマンスを左右する限り、健康管理は大切な「経営責任」と言えます。

多くの「いい経営者」のフィジカルは良好ですが、
フィジカルが良好だから「いい経営者」なのでしょう。

さて、ベストコンディションのための視点は?

「経営脳の第2レイヤー:フィジカル」について詳しく紹介します。

【構造理解】
経営脳における位置づけ

フィジカルは、経営脳の5つのレイヤーの第2階層(Layer2)に位置します。

下層の「マインドセット」が整っていても、
「フィジカル」のコンディション次第で、
上層の「メンタル」「スキル」「センス」のパフォーマンスが変わります。

【経営脳】5つのレイヤー。第2階層は「フィジカル」。ベストパフォーマンスのためのカラダのコンディション管理。

体調が良い時は;

  • メンタル:ゴキゲンです!
  • スキル:持っているものをスピーディーに出し入れできます。
  • センス:もちろん、ビンカンです。

でも、体調がすぐれない時は真逆ですね。

  • メンタル:時にフキゲンになります。
  • スキル:遅くなるだけでなく、そもそも発揮できなくなることも。
  • センス:もちろん、ドンカンです。

経営者のフィジカルは、自分自身のパフォーマンスだけでなく、メンバーたちにも影響をします。

つまり、メンバー・チームを通じて、会社そのもののパフォーマンスとなって現れます。

繰り返します。

だから「経営責任」なのです。

【重要視点】
予防・持続・回復

これは、「カラダそのもの」ではなく、「経営脳」の話です。

「体調の良し悪し」ではなく
「セルフマネジメントの良し悪し」。

「今、健康ですか?」ではなく
「健康のためにどうしてる?」という話です。

フィジカル管理には、3つの視点が必要です。

1:予防性の視点

「疲れたらどうする?」ではなく「疲れないためにどうする?」。

リスクを事前に察知し、未然に対応するための視点です。

2:持続性の視点

良好なコンディションを安定的に維持するための視点。

一時的な好調ではなく、長期戦としてベストをキープする視点です。

3:回復性の視点

不調時に迅速にコンディションを取り戻すための視点。

崩れたときに、いかに早くリカバリーできるかという視点です。

これら3視点を総合的に機能させることで、経営者は持続的かつ安定的に高いパフォーマンスを維持できます。

「フィジカル・マネジメント」は 常に良い状態をキープするための 「カラダのセルフマネジメント」です。

あわせて読みたい
04:経営者は「働きすぎ」:ココロとカラダのメンテ リーダーの「元気」がチームのパフォーマンスを左右する。「ココロ」と「カラダ」のベストコンディションは「経営責任」。 今回は、経営脳「Layer2:フィジカル」と「L…

【優先要素】
8つのテーマでチェック

さて、各論です。

常にベストコンディションをキープするために、まず現状を確認することから始めましょう。

私は、医療や健康の専門家ではありませんので「こうすべき」という無責任な話は避けておきます。

ここでは、一般的によく出てくる8つのテーマをリストアップするので、振り返りの参考にしてみてください。

Check1 
ルーティンのキホンは食生活

「食生活」は、健康管理のための基本となるルーティンです。

「健康のための食生活」については、大量の情報が氾濫していますが、それらに惑わされることなく、冷静に「自分にとってのベスト」を見つけることが大切です。

「何を?」「いつ?」「どれくらい?」食べればコンディションが良くなるか?悪くなるか?のモニタリングは「フィジカル・マネジメント」の基本です。

私が心がけているのは、バランスと「ハラ8分目」。満腹の後は、どうしてもアタマが鈍るからです。

Check2 
質の良い睡眠

睡眠は「質」がとても大切と言われています。

食生活と同様、「自分にとってのベスト」を見つけて「質の良い睡眠」をとる必要があります。

「時間帯は?」「寝室は?」「寝具は?」

これらの「こだわり」が「フィジカル・マネジメント」として大切だと思います。

私は、寝る前に「お笑い」を見て笑ってから寝るように心がけています。なぜなら「仕事の夢」を見ることが多いからです。カラダは寝ていても、アタマは「仕事モード」のまま寝ていないんですよね、たぶん。

Check3 
習慣としての運動

「コンディションが良いから運動するのか?」

「運動するからコンディションが良いのか?」

周りの経営者を見渡すと、この答えは「後者」だと私は思います。

ランニング、ボクシング、ジムで筋トレ、草野球、フットサル、トライアスロン、バイク、ヨット・・・。

様々な運動(スポーツ)を楽しんでいる経営者を観察していると、それが生活の一部となっており、習慣化することが大切なことが分かります。

私は、ウォーキングのみです。でも、アベレージ「1日:8000歩」。年間「292万歩」は、ずっとクリアしています。

Check4 
疲れる前の休息

頑張り屋の経営者ほど「疲れ知らず」「休まずバリバリ」というイメージがあります。

かつての私もそうでした。

いつも頭は仕事に支配されていて、完全オフにならない、寝ていても夢にまで出てくる始末・・・。

「休んだ方がいい!」、それも「疲れる前に!」

これは、私の反省も踏まえて断言できます。

休息も上記同様、どのような休み方が「自分にとってベストか?」を知ることが大切。

大切なのは、「休暇」ではなく「休息」の視点です。

私の休息は「小旅行」。けっこう頻繁にJRで片道2時間以内エリアへ出かけて行って、大好きな散歩を楽しん

Check5 
ベストな環境と
避けるべき環境

以上、Check1~4まで、「カラダそのもの」にフォーカスしましたが、「カラダが置かれている環境」もコンディションに影響します。

「好ましい環境」には個人差があるので、これも「ジブンにとってのベスト」を見つけることが大切です。

ベストコンディションのために
「ジブンに、どんな環境を提供してあげるか?」
「ジブンには、どんな環境を避けてあげるべきか?」
というセルフマネジメントの視点。

温度や湿度、音や光、香りなど。

忙しい経営者は無頓着になりがちですが、案外「環境」に左右されているものです。

詳細は避けますが、私に必要な環境は「おひとり様」です・・・。

Check6 
定期的な健康診断

「フィジカル・マネジメント」を日本語で言うと「健康管理」。

「管理」とは、「チャンスとリスクへの事前対処・事前準備」のことです。

つまり、フィジカル・マネジメントとは・・・

健康チャンスのための事前対処・事前準備

健康リスクのための事前対処・事前準備

いずれも「事前察知」が必要です。

そのための「定期的な健康診断」。

定期的にチェックしてもらい、専門家のアドバイスを受けることが欠かせません。

私のおススメは「信頼できる主治医を持つこと」です。

その上で「先生、悪いところはありませんか?」と同時に「先生、もっと良くできるところはありませんか?」も相談しましょう。

「リスク」だけでなく、「チャンス」も管理する視点が大切です。

私は、年1回の人間ドックを受け始めて、もう30年以上になります。

Check7 
意識最小限の「習慣」にする

ここまでの要素を「習慣化」することが、フィジカル・マネジメントの要です。

日常の健康管理を「意識して頑張る」のではなく、「最小限の意識で実践できる」状態に持っていく。

歯磨きのように、やらないと気持ち悪い、というレベルまで落とし込めれば理想的です。

習慣化のコツは「小さく始めて、続ける」こと。

いきなり完璧を目指すと挫折します。

私のウォーキングも「カウントなし」の散歩から始めました。今では雨の日など、歩かない日があると、なんだか調子が悪いです。


Check8 
ムチャをせず、節制

飲酒・喫煙・娯楽など、「やりすぎ」が健康を損なうものについて、自分にとっての適正値を把握することが大切です。

「ゼロにする」という極端な話ではありません。

「どこまでなら大丈夫か?」「どこから崩れ始めるか?」という限界値を知っておくこと。

何事もバランスです。

私は、毎晩「呑み」ますが、さすがに泥酔は避けてます(笑)。

【軽視厳禁】
意外な盲点がふたつ

盲点1 
さらに「上」があるかも

フィジカル、意外な盲点があります。

それは「さらに上があるかも?」です。

つまり「コンディションは悪くない」と安心していても、それは「ベター」であって、実は、さらに上の「ベスト」があるかもしれないのです。

もし、そうだったら「もったいない!」。

食事や睡眠、休息などを改善することで「潜在的なパワー」を見つけることができれば「大儲け!」です!

会社経営と同じで、「もっと上のベストがあるかも?」という視点が大切です。

私は、体重を落としたときの身体の軽さに驚いたことがあります。ちょっと痩せるだけで、こんなにコンディションって変わるのか!と。

盲点2 
企業文化の源泉であること

もうひとつは「企業文化(カルチャー)」の視点です。

中小企業では、経営者の考動が「あたりまえ」として、カルチャーを形成します。

フィジカルも例外ではありません。

  • 模倣学習による浸透
    経営者の良い生活リズムや健康習慣は、メンバーに観察学習され、無意識のうちに「あたりまえ」となります。
  • 健康標準の引き上げ
    経営者の良好なコンディションが組織の標準値、つまり「あたりまえ」として共有されます。
  • 自責力の伝播
    経営者が自らの身体を自己責任で管理する姿勢も、チームの「あたりまえ」を強化します。

チームが十分なパフォーマンスを発揮するためには「ベストコンディションをキープする企業文化」がとても重要です。

経営者のコンディションへの良い意識が源泉となり、それが企業文化(カルチャー)となり、その結果、チームのパフォーマンスが良くなるのです。

つまり「もっといい会社」になる。

残念ながら、コンディション不良のリーダーは人心を集めることが困難です。

くれぐれも、フィジカルを軽視しないように注意しましょう。

【課題抽出】
フィジカルを自問自答

8つの要素について、自分自身に問いかけてみてください。

  • 食事:何を・いつ・どれだけ食べるか、把握しているか?
  • 睡眠:最適な時間帯・長さ・環境を把握しているか?
  • 運動:身体機能を維持するための活動を習慣化しているか?
  • 休息:疲労の性質を理解し、効果的な回復方法を知っているか?
  • 環境:温度・湿度・音・光・匂いなど、最適化しているか?
  • 診断:専門家の診察や検査により、潜在リスクを早期に察知しているか?
  • 習慣:日常の健康管理を最小限の意識努力で実践できているか?
  • 節制:飲酒・喫煙・娯楽などの適正値を把握しているか?

「できている」と「できていない」を仕分けして、課題を明確にしましょう。

【要点整理】
ジブンをベストにマネジメント

さて「経営脳:第2のレイヤー:フィジカル」について整理しました。

  • ベストコンディションのために、ジブンをマネジメントすることは経営責任であること
  • フィジカル管理には、予防性・持続性・回復性の3つの視点が必要であること
  • 8つの要素(食事・睡眠・運動・休息・環境・診断・習慣・節制)を網羅的に整えること
  • 経営者のフィジカル・マネジメントが、企業文化(カルチャー)となって、チームのパフォーマンスを高めること

その目的は、「もっといい会社」に成長することです。

ここでは、8つのテーマをリストアップしましたが、それら以外にも「フィジカルにイイこと」があるなら、どんどん取り入れて「もっともっといい経営者」になってください!

お役に立ちますように!

INDEX