「最高の経営者人生」のための
「正しい自己投資」。
もっといい経営者になれば、
もっといい会社になる。
もっといい会社になれば、
関わる人たちがもっと幸せになる。
関わる人たちが幸せになれば、
ジブンも幸せになれる。
「最高の経営者人生」
これが「自己投資」の目的。
大切な視点は、
「戦略的自己投資」。
最大効果を得るための「仕組み」にしてしまうことです。
本稿では、
「経営脳」という一生の財産を磨くための
「8つのステップ」を紹介します。
急がなくてもいいです。
でも、時間をムダにしないよう、
コツコツ丁寧に
「ジブン」を磨いていきましょう。
【本質確認】
もっと役に立つ存在に進化する
会社と経営者の成長は表裏一体
このサイトで「成長とは、もっと役に立つように進化すること」と定義しています。
この定義を会社と経営者に当てはめると次のようになります。
- 会社の成長:もっと役に立つ会社に進化すること
- 経営者の成長:もっと役に立つ経営者に進化すること
特にオーナー型中小企業において、この2つは表裏一体です
- 経営者が成長すれば、会社が成長する。
- 会社が成長すれば、経営の難易度が高まり、さらに経営者は成長する。
逆に言えば、「成長が止まれば劣化が始まる」ということでもあります。
「劣化を防ぐ」のも、広い意味で「成長」です。
自己投資に取り組むにあたり、まず、この「当たり前」を確認しておきます。
【実行手順】
もっとよくなる8ステップ
「自己投資」は「戦略的」に進める
「自己投資」は、ガムシャラに努力するでのはなく、確実に成果を得るための「戦略的な視点」が大切です。
「戦略」とは、「期待する成果を得る仕組み」のことです。
下記の8つのステップで進めることを、強くおススメします。
- 目的を確認
「もっといい経営者」に成長するための自己投資であること - WANT動機を自問自答
「成長したい」というモチベーションを確認 - 経営の原理原則を確認
「筋」や「道理」が「ハラ落ち」しているかを確認 - 経営の構造をインストール
遭難しないための「経営の地図」は必携 - 5つのレイヤーで課題整理
ジブンの「強味」と「弱点」を整理 - 成長課題の整理と優先順位
「何から取り組むか?」を決める - 成長課題の解決策の言語化
「どう取り組むか?」を決める - スケジュール化
自己投資=自主トレを持続するために習慣化する
STEP1
正しく成長するための自己投資
「一生もの」として大切に磨き続ける
経営者として、さらに進化するための自己投資。
どうせなら「正しく成長」しなければなりません。
一時的な利益のための成長ではありません。
経営者人生をより豊かに、幸せにするという大きな目的があります。
「正しく成長」すれば、
「一生ものの財産」となります。
「正しく成長」しなければ、努力の時間は
「人生のロスタイム」となってしまいます。
「最高の経営者人生を歩むこと」
そのための自己投資です。
STEP2
WANT動機を自問自答
どうせなら楽しく自己投資!
まず、自己投資に取り組む動機を自問自答しておきましょう。
「成長したい!」というWANTの動機があるか?
もし「成長しなければ・・」というMUSTの動機であれば、ここで「なぜ、義務的なMUSTなんだろう?」ということをジブンのホンネと向き合って鮮明にしておく必要があります。
なぜなら、「WANT」と「MUST」では、自己投資のストレス(負担感)が全く違うからです。
どうせなら「やりたいから、やってる!」と思いながら、楽しく取り組んだ方がより効果的であることは言うまでもないでしょう。
STEP3
経営の原理原則を確認
軸はブレてないか?
道理に適ってるか?
「なぜ、成長が必要なのか?」
「もっといい会社」にするためです。
そして「ずっといい会社」でいるためです。
「いい会社」とは、関わる人たちの持続的な幸せを実現している会社です。
- グループ1:社外
得意先や取引先を中心とする社会 - グループ2:社内
社員とその家族や大切な人たち - グループ3:ジブン
経営者自身とその家族や大切な人たち
この3つのグループの人たちのための会社です。
これが、経営の筋であり、道理であり、「経営の原理原則」です。
「正しい成長」は、この理解と共感が大前提です。
改めて確認しておきましょう。
もし、ここがブレていると結果はどんどん悪い方向=誰かの不幸に向かっていきます。
STEP4
経営の構造をインストール
経営には「地図」がいる
投資対象は「ジブン」、
投資目的は「カイシャ」です。
その「カイシャ」を思い通りに動かすためには「経営の構造」を知っておくことが大切です。
「経営がシンドイ」と感じている経営者を冷静に観察していると、私はよく・・・
- 「遠回りしてるなあ」
- 「迷子になってるな」
- 「遭難しそうやん!」
・・・だから「シンドイ」のね、なんて思うことがあります。
共通して気付くことがあります。
「あ、地図を持ってないんや」
「経営の地図」を持ってないから、思ったようにゴールできないんですよね。
「意図的にのんびり遠回り」するのと、
「迷子になって遠回り」するのは、似て非なるモノ。
「経営の地図」とは「経営の構造」のことです。
フレームワークはシンプルです。
「(計画=戦略 × 時間)×実行 = 結果」
- 戦略: 成功するための「ヒトモノカネ」の仕組み
- 時間:スケジューリング
「戦略」と「時間」を掛け合わすと「計画」になります。
「正しい計画」を「正しく実行」すれば「求める結果」にゴールできます。
この地図(経営の構造のフレームワーク)をインストールしておけば、自己投資で迷子になることや遭難することが防げます。
STEP5
5つのレイヤーで課題整理
経営脳の5つのレイヤーを
コツコツと整えて行く

- 経営脳のフレームワーク|5つのレイヤー
- Layer1:マインドセット
- Layer2:フィジカル
- Layer3:メンタル
- Layer4:スキル
- Layer5:センス
次にインストールするのは「ジブンの構造」です。
投資対象である「ジブン」を正しく理解しておく必要があります。
それが「経営脳」。
多くの場合、「経営スキル」に目が行きがちですが、それは一部であり、他にも整えるべきレイヤーがあります。
各レイヤーごとに詳細に解説したページを用意してありますので「サラッと」流さず、理解を深めてください。
なお、この5つのレイヤーは、それぞれが相互作用するため「選択」ではありません。
とはいえ、下層に位置するレイヤーほどその影響力が大きいので、特に「第1レイヤー:マインドセット」は、特に重要です。
もし「どこから手を付ければいいのか?」と迷えば「マインドセット」から始めるといいでしょう。
つまり「考動習慣=アタマのクセ」のベースになっている「考え方が正しい」から「正しく成長できる」というロジックです。
それぞれのレイヤーをセルフチェックし「成長課題」を洗い出しましょう。
また、成長課題を整理するために「曼荼羅シート」を無料配布しているので、こちらも参考にしてみてください。
STEP6
成長課題の整理と優先順位
リカバリー課題と
アドバンテージ課題

上記の「経営脳の5つのレイヤー」をセルフチェックして成長課題がリストアップできました。
さて、次は「優先順位」、つまり「どこから手を付けるか?」。
最初に「課題を2つに大別」しましょう。
- リカバリー課題
リカバリー課題とは「合格レベルに達していない課題」。「いい経営者」は、すでに修得しているのに、「ジブンはまだだ」という課題です。 - アドバンテージ課題
アドバンテージ課題は、文字通り「差を広げるための課題」。すでに「合格レベル」にはあるが「優位ほどでもない」という課題です。
合格ラインに達していないリカバリー課題がある場合は、「チームパフォーマンスが上がらない」「差をつけられてしまう」などの諸問題の原因となるので、優先的に解決しなければなりません。
アドバンテージ課題は、「差をつける課題」であるためリカバリー課題を解決して足元を固めてから取り組むことが賢明です。
焦りから、リカバリー課題を残したまま、アドバンテージ課題に取り組むことがありますが、残念ながら足元がグラグラしているので、努力のわりには成果を得られないことがほとんどです。
スポーツで言えば、「5点取ったのに、6点取られて負ける」みたいな。
成果を得やすいものから
次に迷うのは「リカバリー課題」のどれから?ですね。
一般的には「重要性・緊急性」の視点で優先順位つけるというのがセオリーですが、私のおススメは「解決しやすいテーマをまず一つ」。
自己投資において、とても効果的なのが「成果体験」だからです。
解決しやすいテーマから取り組み、その成果を実感すれば、達成感や充実感を感じることができます。
つまり「ゴキゲン度」が高まり、まさに「第3レイヤー:メンタル」のパフォーマンスが他のレイヤーに良い影響をするからです。
この段階では「むつかしい事」を考えず、「やりやすいテーマ」「やりたいテーマ」を優先してください。
もし、それでも迷うなら一択です。
「第1レイヤー:マインドセット」から始めましょう。
STEP7
成長課題の解決策の言語化
ゴールと解決策を
超リアルにイメージ
「成長課題リスト」が優先順位でソートできれば、その「解決の準備」です。
取り組むテーマについてのゴールと解決策を具体的に言語化しましょう。
その方法は、テーマによってまったく違うので、あなたのテーマに応じた個別記事を参考にしてください。
共通しているのは、ゴールと解決策が「目に浮かぶレベルの具体性」です。
STEP8
スケジュール化=習慣化する
絵に描いた餅にしない!
定期スケジュールを登録
さて、いよいよ自己投資の実行ステップです。
ここで大切なのは「自己投資は優先順位が高い」ということ。
忙しい仕事の合間に「時間が空いたらやるもの」ではありません。
スケジュールの中で「優先的に定例化」することがとても重要です。
受験勉強の経験がある方なら、お分かりだと思います。
「試験日」が決まっているので、多少の犠牲をガマンしてでも勉強を優先したはずです。
ただ、自己投資の難しいところは、この「試験日」にあたる「期限」がないことです。
忙しい経営者のことです。
ついつい「何らかの理由」で、先送りしてしまいがちです。
せっかく「優先順位」を付け「解決の具体策の言語化」までしたので、ここで終われば「絵に描いた餅」。
「もっといい経営者に進化するかどうか?」の分岐点。
さて、どうするか?
もう一度言っておきます。
「優先的に定例化」すること。
イチバンのおススメは「毎日1時間」。
最長でも「毎週土曜日の午後」という具合に固定化しましょう。
「毎月1回」は「習慣化」が難しいのでお勧めしません。
「ジブンは、ジブンが鍛える!」
「自己投資無き者にリターン無し!」
もし、不安な方は「ジブンのために」こんなフレーズをスマートフォンの待ち受けにしておくのも一考です。
【中断回避】
フェードアウト対策3案
対策1:経営者仲間を巻き込む
スケジュールに定期登録しても、ついつい先送りしてしまい、フェードアウトしてしまうかも?と不安なときは「仲間を巻き込む」ことをオススメします。
気心の知れた経営者仲間に、たとえば「毎週金曜日の夜はいっしょに経営脳のトレーニングをしないか?」と声をかけて退路遮断してしまいましょう。
対策2:コーチや税理士のサポート
「赤信号、一緒に渡れば怖くない」
巻き込んだ経営者が「良くない仲間」であれば、本末転倒です。
そんなときは、私のようなマネジメントコーチや、顧問税理士を巻き込んで有料の契約をしてしまいましょう。
大切なお金をムダにしないというけん制効果に期待です。
対策3:それでもダメなら・・・
経営者仲間もダメ、コーチや税理士もダメ・・・。
もし、そんな不安があるなら「ふりだしに戻る」です。
そもそも「WANT動機のトレーニング」ではなかった、という証です。
改めて「本当に成長したいのか?」の自問自答からやり直しです。
動機の再確認、これもフェードアウトしないための大切な「対策」です。
【要点整理】
経営脳という「一生の財産」
さて、どうですか?
「自己投資=経営脳の自主トレ」のステップを紹介しました。
「もっといい経営者」に成長すれば「もっといい会社」に成長します。
「もっといい会社」になれば、関わる人たちがもっと幸せになります。
関わる人たちがもっと幸せになれば
「あ~創業起業して良かったな」と
しみじみ満足感と充実感を実感することができます。
その実感が、会社経営の苦しさや辛さの一番の癒しとなります。
それが「会社にもっとも関わる人」である経営者、
つまり「ジブン」の幸せとなるはずです。
そのための「戦略的自己投資」。
一朝一夕には進まないでしょう。
焦らなくてもいいです。
コツコツ丁寧に進めて
「経営脳」という一生の財産に磨きをかけましょう。
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1部:導入編
2部:時間編
