メンバーが成長しない。
チームが良くならない。
なぜだろう?
一生懸命、サポートしてるのに…。
え?!順序が間違ってるって?
人材育成の順序ってナニ?
「なぜ、伸び悩んでるのか?」
「どうすれば、もっと伸びるのか?」
人材・組織の育成について悩みを抱えている中小企業経営者は少なくありません。
人が伸び悩む原因には3つあります。
- 心身のコンディション不良
- もう限界に到達している
- 学習方法を誤っている
今回は、この中でも、特に「あるある」の「学習方法の誤り」にフォーカスします。
【全員共通】
育つ過程は誰も同じ
人が育つ過程は、一般メンバーも経営者も、そして、子供たちも同じです。
「基礎を固めて」から
「応用を学んで」伸びる。
意外と「盲点」になっているのは
この「当たり前」です。
「学習しても成果が出ない」というケース。
一生懸命に学習しているのは「応用」であって、実は「基礎」を疎かにしている、という原因が考えられます。

私が若い頃やってた「簿記学校の講師」の頃の話。
「1級」になかなか合格できない生徒の共通点は「3級2級はギリギリ合格」。
だから「1級の勉強」はお休みさせて「3級2級の満点合格」を目指して「再受験」してもらっていました。
この話、セミナーや読書が役に立たないときにも当てはまります。
そのセミナーや書籍に原因があるのではなく、それを消化する「基礎力不足」が原因として考えられます。


だから「スランプに陥る」とか「壁に当たった」という場合は「基本(基礎)に戻る」というのが、とても効果的です。


【構造理解】
スキルの3段階をおさらい


「経営脳の5階層」は、経営者に限らず老若男女、すべての人にあてはまる「アタマのフレームワーク」です。
- マインドセット
- フィジカル
- メンタル
- スキル
- センス
自己投資においても、人材育成においても、この「5階層」を理解しておくと、とても便利です。
今回の「人材育成の課題」は、
第4レイヤーの「スキル」の話です。
この「スキル」の構造は、
さらに「3段階」になっています。
- 第1レベル:前提スキル
- 第2レベル:部品スキル(基礎+実務)
- 第3レベル:複合スキル
「基礎→応用」、
「下から固める」ことが、とても重要です。
上述した「簿記学習」に当てはめると…
- 第1レベル:前提
- 四則演算のスキル
- 第2レベル:部品
- 簿記3級・簿記2級
- 第3レベル:複合
- 簿記1級
…という具合です。
*この「スキルの3段階」について「あいまい」であれば、この記事を再読してください。


【基礎優先】
基礎スキルだけでもいいくらい
人材育成に禁物なのは「焦り」です。
「週末のプレゼンに間に合うように!」であれば
「質疑応答集の丸暗記」でも、
「何とか」なるかもしれません。
しかし
「プレゼンスキル」を高めることにはなりません。
「教える側」も
「教えられる側」も
「一日も早く戦力に!」と思うので
「ついつい焦り」が生じます。
でも・・・です。
断言します。
「第2レベル:部品:基礎スキルだけでいい」
- 課題発見力
- 計画実現力
- 管理力
- 仕組化力
- コミュニケーション力
- 論理的思考力
- 深広思考力
- リーダー力
たとえば、この「8つの基礎スキル」が、一定以上に整えば「実務スキル」や「複合スキル」は、それに伴って身に付いてくるからです。



もちろん「前提スキル」はクリアしてることが「前提」ですが…



基礎なんて、のんびりやってる時間の余裕はないよ~
その「焦り」は、充分に理解できます。
でも…
「基礎を固めずに、積み上げたスキル」は、
「すぐに崩れます」。
*「前提スキル」と「基礎スキル」は、質疑応答集の記事を参考にしてみてください。
- 00:経営者のスキル|伸び悩む6つの理由
- 01:経営者の言語力|”言葉”をなめたらアカン!
- 02:経営者の計算力|”算数”をなめたらアカン!
- 11:課題発見力|再発防止=根本的に解決する力
- 12:計画実現力|正しく計画し、必ず実現する力
- 13:管理力|成功率を高め、失敗率を下げる力
- 14:仕組化力|特定の人に依存せず動かす力
- 15:コミュ力|円滑に意思疎通・情報交換する力
- 16:論理的思考力|ロジカルに因果を繋ぐ力
- 17:深広思考力|広く深く、柔軟に本質に迫る力
- 18:リーダー力|信頼と共感で人を牽引する力
【課題解決】
「社内公用語」にしてしまう
じゃあ、どうすればいい!?
「基礎スキル」を
「日常的」に
「意図的に話す」。
「社内公用語」にしちゃえ!です。
例えば…
- Before:課題はなんだろう?
- After:「あるべき姿」に比べて「現状」はどうだろう?
- Before:なぜ計画が未達なの?
- After:「計画」と「行動」のどちらが原因?
- Before:ちゃんと管理しよう!
- After:「リスク想定」と「事前準備をしよう!」
…というような具合です。
【要点整理】
まず、お手本になることから
さて、どうでしょう?
「基礎」がグラグラしていると
「応用」が効かない、という話です。
「スキルの3段階」である
「前提→部品→複合」の順番に沿う。
この「順番」を大切にしましょう。
あと、もうひとつ大切な
「別視点の順番」。
それは…
「まず、リーダーからお手本になる」ということ。
経営者自身が、基礎スキルをマスターし、チームのお手本になることが大切です。
とはいえ…
「8つの基礎スキル」は
「カンタンではない」と思います。
スモールスタートでいいです。
たとえば
「今月は、課題発見力のお手本になろう!」
毎月、1テーマでいいです。
でも、たった8か月後には…
「基礎スキルのお手本」となった
「リーダー=経営者」は
「人材育成」に
「大きな成果」と
「大きな自信」を感じていることでしょう。
頑張りましょう!
お役に立ちますように!








