思わず笑顔にしてくれる「イイ感じ」
なぜか、イライラする「ワルイ感じ」
どうせなら「感じのイイ会社」の方がいい
じゃ、どうすれば「イイ感じ」になるのか?
いきなりプライベートな話ですが…

福岡県博多に、行きつけのお店が何件かあります。
中には、もう8年も通ってるお店がありますが、もちろん「美味しい」。
でも「美味しいだけのお店」は、さすが博多、星の数ほどあることでしょう。
そのお店は「美味しい」だけじゃなくて「感じがイイ」のです。
ひとりで呑んでても「居心地」がとてもいい。
「よくしてくれる」んですよね。
「感じがイイお店」だから、
ついつい、私はいつも
「イイ感じ」になります(笑)
…ってことで、前記事の…
…とは角度を変えて…
今回は「感じのイイ会社」について整理しておきます。
【差異分析】
感じがイイ vs 感じがワルイ
違いはなんでしょう?
「感じがイイ」といっても、人それぞれです。
大人しく上品な社風を「イイ」と思う人もいれば、
少しヤンチャな方が「イイ」と感じる人もいる。
業種によっても違い…
「らしい雰囲気」が評価されることもあれば、
「らしくない個性」が強みになることもある。
一見、様々ですが、
- 「なぜ、感じがイイのかな?」
- 「なぜ、感じがワルイのか?」
よく観察してみると
「共通点」があるように思います。
それは「相手の気持ちへの配慮」です。
- 相手の気持ちを考えている人
- 相手の気持ちを考えてない人
「イイ」と「ワルイ」の差の根本的な
「違い」ってこれではないか?
そう思うのです。
【事例共有】
だからイイ!だからワルイ!
私が、今まで「感じのイイ会社」と思った例をランダムにリストすると…
- 高いモチベーションが伝わってくる
- 話しやすい・自然なコミュニケーション
- 丁寧で温かみのある言葉遣い(マニュアル的でない)
- 気持ちのよい挨拶・お出迎え
- さりげないフォロー・誠実なクレーム対応
- 情報の共有がスムーズ
あえて「感じワルイなあ」と思った例もリストすると…
- 挨拶に覇気がない
- 感謝や労いの言葉が少ない
- 誰かが困っていても、みんな他人事
- 言葉のトーンが冷たく、対応も荒い
- 社員同士の雰囲気が良くない
- マニュアル通りの受け答えしかできない
- 情報が共有されておらず、会社ではなく担当者と取り引きしている気がする
…こんな感じじゃないですか?
【本質確認】
なぜ感じがイイのか?
こうしてリストして比較すれば、やっぱり
「気持ちを相手に馳せている」
ことが根本にあると思います。
「テクニック」ではなさそうです。
その証拠に
「クチベタだけど誠意が伝わってくる人」もいれば
「クチはうまいけど、胡散臭い人」もいます。
心の中に
- 「この人に、喜んでもらうために」
- 「この人を、イヤな気分にさせないために」
- 「この人に、もっと喜んでほしいから」
そんな「気持ち=心づかい・思いやり」があり、それが伝わってくるのでしょうね。
では、このような気持ちが
「心の中にある人」と
「心の中にない人」の違いは?
さらに深掘りすると…
私見ですが「感謝」の違いではないか、と思うのです。
「おかげ様」という気持ちです。

電話やメールの
「お世話になっております」。
同じなのに「違い」を感じるでしょ?
「おかげさまで、ありがとう」という気持ち。
それが、言葉や行動に表れているのだと思います。
「ホスピタリティ・マニュアル」にある「感謝しましょう」なんていう「安っぽいMUST」とは別物です。
そんな「おかげ様」をもっているメンバーが多ければ多いほど「感じのイイ会社」になるのだと思います。
そんなメンバーが少ない時は
「あの人、感じイイね」って個人が評価される。
そんなメンバーが多くなれば
「みんな、感じイイね」って会社が評価される。
これが「感じのイイ会社」になるヒントではないか?と思うのです。
【要点整理】
おかげ様カルチャー
さて、どうでしょう?
「感じのイイ会社」を考察してみました。
- お客様のおかげ
- 取引先様のおかげ
- 仲間のおかげ
この「おかげ様」がカルチャーとなって根付くことは「スゴイ競争力の源泉」になると思います。
なぜなら「おかげ様」が「おかげ様」を引き寄せるからです。
会社に関わる人たちが「おかげ様」で信頼し合えるコミュニティって、少人数が多い中小企業において、とても大切だと思います。
そんな「おかげ様カルチャー」は、どうすれば芽吹き、根付くのか?
チームリーダーである経営者自身が
「関わる人たちのおかけ様」という
「経営の原理原則」を実践すること!
それに尽きるでしょう。
お役に立ちますように!
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