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経営者の右腕│役職者は「持ち回り制」という選択肢

2026 7/25
2026年7月25日
H.HORII

おはようございます!

今週もお疲れさまでした!

さて、
今週は「役職者の人選」について
少し変わった方法を紹介します。

もし、
「適任者がいなくて困っている」と感じていたら
「こんな考え方」も参考にしてみてください。

アタマが痛い
役職者の人選

役職者についての相談は非常に多く、
悩みは主に次の3つに集約されます。

  • 適任者がいない
  • 期待通りに動いてくれない
  • なかなか育たない

じゃ「役職者はいないのか?」というと、
そうではなく、
年長者や社歴の長い人の中から
「とりあえずマシな人」を
やむを得ず任命している。

心当たり、ありますか?

また「適任者のはずだったのに」というケースも少なくありません。

  • 期待して任命したのに、それほどでもなかった
  • 役職者として中途採用したがアテが外れた
  • 会社の成長についてこれず相対的に劣化してしまった

このような場合でも、
簡単に解任できず
ズルズル引きずってるのが実情だと思います。

不適任者放置のリスク

理由や経緯はともあれ、
不適任者が役職に就き続けると、
チームのパフォーマンスが落ちるだけでなく
「優秀な人材の流出」につながります。

特に、
少人数で組織の拡大予定がない会社ほど、
この問題は深刻です。

代謝が起きないため、
成長意欲のある優秀な社員にとっては
「チャンスがない会社」です。

「この上司の下では働きたくない」ということも
離職の原因になってしまいます。

若かりし頃、
私は、
それを理由に最初の会社を辞めました。

今後ますます人手不足が深刻化する環境において、
優秀な人材の流出は大きなリスクです。

「役職任期制」という選択

この問題を解決するひとつの方法が
「役職任期制」です。

文字通り役職に任期を設定し、
一定期間ごとに交代する制度です。

(重任ルールを設ければ続投も可能)

これは、次のようなメリットが期待できます。

  1. 不適任者の解任が不要
    任期満了で交代となるため、時期が来れば自然に役職から離れる。
  2. 新鮮な視点の導入
    リーダーが変わることで、新しいアイデアやアプローチが期待できる。
  3. 昇進チャンスの創造
    誰にでもチャンスが生まれ、やりがいや社員満足度が向上する。
  4. 適切な緊張感
    無期限ではないため、重任を目指す者にとって健全な競争力が生まれる。
  5. 人材育成効果
    全員にチャンスがあるため、組織全体がリーダー育成の対象となる。

役職任期制の実務

役職任期制を運用する際には、
下記のような準備や仕組みが必要です。

  • 制度設計と明確な基準
    役職の任期や適性条件を明文化し、人事評価と連動させる。
  • 継続的なトレーニング
    交代がスムーズに行われるよう、平時からリーダー育成体制を整える。
  • 業務記録の制度化
    引き継ぎトラブルを防ぐため、「前任者の記録」を残すフォーマットを定着させる。
  • カルチャーの醸成
    「年齢や序列」ではなく「適任者」が役に就く文化。「役職は上下関係(偉い人)ではなく『役割』である」という共通認識です。

前任者への無駄な遠慮や配慮は
最小限に抑えるため、

カルチャーはメッチャ大事!

お気付きのように、
この方法は、どんな会社でも
簡単に導入できる方法ではありません。

しかし、
中長期にわたって
不適任者が役職者であり続けるチームの
リスクやデメリットと比較すれば
「一考の余地あり」です。

この週末の「自主トレ」のネタにぜひ!

では!また、来週!

経営脳の自主トレ
リーダー育成のヒント記事3選

  • カルチャー|「もっといいチーム」の「らしさ」
    • 役職者が持ち回りで任命され、チームが効果的に代謝する「当社らしさ」。そんなカルチャーを持ったチーム作り。そのヒントとして。
  • 人材育成の難問「リーダー」が育たない理由
    • そもそも優秀なリーダーが定着し、期待するパフォーマンスを発揮してくれるなら持ち回り制も不要ですね。
  • リーダー育成│3つの役割をチームで共有する
    • リーダーとは何か?上下、左右、中心の3つの役割の共通認識が大前提です。
4部-育成編
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII マネジメントコーチ

思考のスパーリング・パートナー

もっとエエ会社にしたいなら、
もっとエエ経営者になればええねん!

これが口ぐせ。

1999年に税理士事務所を創業し、
勤務時代も含めると約40年近く
300人を超える中小企業経営者の
成功と失敗を特等席で見てきた
「超実務家」。
2022年に幸せな事業承継を遂げ、
自ら「経営の入り口から出口まで完走」。

現在はマネジメント・コーチとして、
20〜40代の次世代経営者を
「あおって、いやして、元気づけて」
パフォーマンスを最適化するのが仕事。
その現場で得た「もっとよくなるヒント」を
惜しみなく日々発信中。

詳しいプロフィールはこちらへ。

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