おはようございます!
今週もお疲れ様でした!
さて、さっそくですが
「経営者の資産」と聞いて
まず、何を想像しますか?
- 不動産?
- 金融資産?
- 会社そのもの?
- 人材?
- 家族?
いろいろ、あります。
でも、もうひとつ
忘れがちな資産、
いや、
多くの中小企業経営者が
気付いてない資産があります。
それが
今週のお題「暗黙知」。
今週は、この「眠っている資産」について考えてみましょう。
暗黙知と形式知
まず、念のため、定義から。
- 形式知
- 言葉、数字、図などで表現できる知識のこと
- 例えば、マニュアル、手順書、データ、理論などが該当します
- 形になってるので、 伝えやすく、共有しやすい知識です
- 暗黙知
- 言葉にしにくい、体に染み込んだ知識や感覚のこと
- 職人の「勘」、熟練者の「コツ」、経営者の「判断力」などが該当します
- 形になってないので、伝えにくく、本人も自覚していないことが多い知識です
この定義を整理すると、
もうすでに察しがつくと思います。
起業・創業のきっかけ
中小企業の経営者は、
自身が持っている「何か」を
きっかけに起業、創業することが
少なくありません。
面白いアイデア、
優位性の高い技術、
卓越した営業力、など。
その「何か」によって
会社を創って
最初は順調に滑り出します。
運命の分かれ道
事業は大きくなると
人手が足りなくなるので
メンバーを増やします。
ここで
「分かれ道」にたどり着きます。
ひとつは、
メンバーの増加に伴って
事業が拡大していく「道」。
もうひとつは、
メンバーを増やしたのに
思ったほど拡大せず
むしろ、手がかかりだす「道」。
前者は、経営者に何かがあっても、
そう簡単に事業は止まりません。
後者は、経営者に何かがあると
たちまち、事業は停滞し始めます。
この「差」の原因は何か?
そのひとつとして考えられるのが
「ノウハウ共有の優劣」です。
アタマの中にある資産価値
経営者のアタマの中にある
「儲けるためのノウハウ」は
お金や時間、人脈などの
価値を生み出す「立派な資産」です。
もし、資産価値がなければ、
そもそも、事業は立ち上がりません。
でも、事業が立ち上がり、
2~3年も続いているのなら
それは「資産価値」がある証拠です。
この「資産」を
「有効活用」できるかどうか?です。
例えば
「土地」を持っていても、
「有効活用」するかどうか?で
「リターン」が変わるのと同じです。
暗黙知を形式知にする
この話の結論は、
「暗黙知」を
「形式知」にして
「共有」を進めよう!です。
「資産」を一人で使っていても
「リターン」は「一人分」です。
「資産」をみんなで使えば
「リターン」は「数人分」です。
だから、伝わりやすいようにする。
例えば…
「ぐつぐつしてきたら
火加減を弱くして
エエ感じになるまで待つ」
この「ぐつぐつ」とか「弱くして」とか「エエ感じ」を数値化、言語化することです。
「感覚派経営者」ほど、この傾向が強いものです。

私も若い頃
「決算書をもっとオシャレにしよう」って、言ってました。
「おしゃれな決算書」ってナニ?ですよね。
「温度が90度に達したら
すぐにコンロの火を最小にして
10分待つ」
これなら、正確に伝わりやすくなります。
こうすれば、経営者は火元から離れることができます。
まさに「AI」の得意分野
じゃあ、どうすればいい?
「イイ時代」になりました。
暗黙知を形式知にするのは「AI」の得意分野です。
「私の暗黙知を形式知にするためのサポートをしてください」
「AI」に投げるプロンプトは、たったこれだけ。
すると、次のようにサポートを始めてくれます。
私を以下のような役割として、ガシガシ活用してください。
- 質問攻めにするインタビュアー:あなたが話しやすいように、私から具体的な質問を投げかけます。
- 壁打ち相手:あなたのまとまらない箇条書きや音声入力のテキストを、見やすいドキュメント(マニュアル、フローチャートの構成案など)に整理します。
- 「初心者」の視点:私が「これってどういう意味ですか?」とあえて素朴な疑問を呈することで、説明の抜け漏れを防ぎます。
まずは第一歩として、あなたの頭の中を少しのぞかせてください。
今回、形式知にしたい「具体的なテーマや業務」は何ですか?
(例:営業の顧客ヒアリングのコツ、特定のツールのトラブルシューティング、チームのタスク管理術、独自の企画立案プロセス、など何でも構いません!)
さ、何から始めましょうか?
この週末、何か一つだけでいいです。
簡単な、やりやすいことからでいいです。
「AIは、習うより慣れろ」です。
「ガシガシ」キャッチボールしてみてください。



カンタンにマニュアルを作ってくれるのではないので
妙な期待はしないように!
よい週末を!
また、来週!
経営脳の自主トレ
形式知に変換するヒント記事3選
- 経営者の言語力|”言葉”をなめたらアカン!
- 暗黙知を形式知に変換するにあたり、「口下手」は、かなりのハンデになります。「言語(化)力」に苦手意識があれば、まず、こちらから。
- 仕組化力|特定の人に依存せず動かす力
- 暗黙知を形式知に変換することは、つまり「仕組み化」することでもあります。併せて参考にしてください。
- 分解思考法|経営者のアタマはもっと良くなる!
- 暗黙知を形式知にするために「フレームシンカー(Frame-Thinker)」になることを、強くおススメします!









