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03:会社に関わる人々って誰?-3Gマネジメント

2026 1/10
2024年1月27日2026年1月10日
H.HORII
三方良し

経営の目的である「関わる人たちの幸せ」。
この「関わる人たち」を
「社外」「社内」「経営者自身」の
3つのグループで深堀解説。

今回は、このWEBサイトの基本コンセプトでもある「3Gマネジメント」について。

「近江商人の三方良しとは、どう違うの?」とご質問をいただいたので、改めて整理します。

「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい会社」に成長するヒントを日々更新しています。
40年近く税理士として中小企業経営を支援し、経営計画や管理会計、組織作りを専門とするマネジメントコーチ・堀井弘三が、その現場で得た豊富な経験と知識に基づき執筆しています。
初めてアクセスしていただいた方は、「このWEBサイトについて」をまずご覧ください。

INDEX

【問題提起】
「顧客第1主義」は違うと思う

会社経営の目的は「関わる人たちの持続的な幸せ」です。

この「関わる人たち」を3つのグループ(3G)に分けて考える経営を「3Gマネジメント」と言っています。

3Gマネジメント:社会・取引先+社員+経営者
  • Group1:社外
    社会、顧客、取引先
  • Group2:社内
    社員と、その家族や大切な人たち
  • Group3:自分
    経営者自身と、その家族や大切な人たち

このグループの誰一人欠けることなく、犠牲になることなく、また、負担が偏らないようにマネジメントするためのフレームワーク。

だから、よくいう「顧客第一主義」って、私にはメチャクチャ違和感があります。

さらに、このフレームワークの特徴は、「会社」がどのグループにも含まれていないことです。

なぜなら、関わる人たちの幸せを目的とすると「会社は手段」であり、「幸せのための道具」と考えるからです。

会社に関わる人たちのための会社であり、会社のための人たちではないという点がとても重要です。

【三者良し】
関わる3つのグループの人たち

G1:社外|社会、顧客、取引先

「3Gマネジメント」のひとつ「社外」は、得意先のみならず、仕入先や外注先、その他の取引先も含み、さらに社会全般も含んでいます。

「幸せ」という言葉がフィットしづらいグループですが、「イヤな思いをさせない」と言い換えれば、理解しやすいと思います。

  • お客様からの満足度
  • 取引先からの「いい取引先」という評価
  • 「いい会社」という世間の評判

このグループの人たちからの評価や評判をよりよくするための経営視点が「Group1」です。

G2:社内|社員と、その家族や大切な人たち

「3Gマネジメント」では、社員たちを独立したグループとして明示しています。

その理由は「もっといい会社」には、「社員たちの幸せ感」がとても重要だからです。

中小企業経営者、特に昭和世代の古いタイプの経営者の中には「お客さんのため、会社のためだったら、社員は滅私奉公するのが当然」というような考えや態度を示す人がいまだに少なくありません。

私は、そんな犠牲者の上に成り立ってるような会社は「アカン会社・アカン経営者」と思っています。

理解を深めてもらうために、ひとつ象徴的なエピソードを紹介しておきます。

その会社は業績が好調で、規模も徐々に大きくなり、「外見上」はとても「いい会社」に見えていました。

しかし、その裏で営業担当者たちは残業や休日出勤も珍しくなく、彼らは慢性的なストレスや疲労を抱えながら数字を追いかけていました。

その中の一人は、家庭に帰れば小さな男の子の父親です。

毎日、帰宅すればくたくたで、たまにある休日も外出せずにぐったりしていました。

その男の子は父親と遊んでもらえないどころか、不機嫌な父親に気を遣う始末。

この経営者は、「この社員のお子さん」にまで思いが至っていませんでした。

むしろ、会社の数字を上げる営業担当だから、それくらいのハードワークは当然だと思っていたのです。

しかし、結果として、会社の数字のために小さな男の子が犠牲になっていたと言わざるを得ません。

「3Gマネジメント」の考え方では、これはNGです。

Group2の「社員たち」には、社員本人のみならず、「その家族や大切な人」にも思いを馳せることができているか?という問いを含んでいます。

経営者にとっての「社員」は、みんな「誰かの息子さん・娘さん」であり、中には「お父さん・お母さん」であったり、「婚約者」「彼氏彼女」であったりします。

必ず、社員の向こう側にも「関わる人たち」がいることを忘れないようにするためのグループです。

G3:自分|経営者と、その家族や大切な人たち

Group3の「経営者自身と、その家族や大切な人たち」は、「あなたが一番よく分かっておられる話」だから要点だけにしておきます。

その要点とは・・・

  • 「経営者自身が幸せにならないと、他の人を幸せにできない」
  • 「家族や大切な人を幸せにしないと、自分は幸せになれない」
  • 「そもそも、大切な人生のために会社を経営している」

私は、「経営者自身が幸せになることは経営責任」と思っています。

「不幸なリーダー」に、同情はあつまれど、求心力はありません。

一時的な「支援」はあったとしても、「不幸なリーダー支援」は長続きしません。

この大切なことを見失わないように「Group3」があります。

【盲点注意】
見落としがちな人々

3つのグループの人々の中には、見落としがちな人々がいます。

「関わる人たち」って、想定以上に多いものです。

以下の人々を見落とさないように要注意です。

時間軸の盲点

将来世代や、長期的な影響を受ける人々。

現在の考動が将来にどのような影響を及ぼすか?

意外と気付かないのが、時間の経過と共に、それぞれ年齢を重ねるという事実です。

仮に、10年後もメンバーが同じなら組織の平均年齢は10歳上がります。

平均年齢30歳の組織なら、10年後は40歳の組織になります。

新陳代謝が少ない小規模企業では「会社の高齢化」が進みやすい。

新陳代謝しようと思うと、メンバーを増やすか、入れ替えるか・・・。

入れ替えるって?解雇?

この未来想定をしてみると、盲点や弱点が見えてきます。

「持続的な幸せ」に大きく関わる「事実」です。

空間的盲点

サプライチェーンの末端や、間接的な下請け先など。

過剰な負担や犠牲が、直接的な取引相手のみならず、その先の人々で発生することがあります。

直接的な取引先のその先への影響。

例えば、食品パッケージ会社。

食品メーカーにパッケージを納めていますが、その利用者は末端消費者。

あるいは、素材会社や、システム会社でも、同じことはありますよね。

「その先の利用者」も「関わる人たち」です。

立場的盲点

組織内外には、声を上げにくい立場の人々が存在します。

その人々の不満や負担は表面化しにくく、犠牲が見過ごされることもあります。

比較的規模の小さい会社だからこそ「おとなしい人たち」の声にも耳を傾ける必要があります。

この盲点弱点がある経営者の共通フレーズは・・・

「何も言ってこないから大丈夫だろう」

心当たりはありませんか?

私の経験上、案外、パートさんたちが客観的に冷静に会社を観察してますよ。

【早期発見】
3Gのバランスを取る実践

3Gの幸せのバランスは常に変化します。

経営環境は時々刻々と変化し、どれか一方が優先される局面は避けられません。

あるグループを最優先するあまり、他のグループに過剰な負担が生じたり、ときに犠牲にすることがあります。

危険なのは、こうした偏りを「仕方がない」「避けられない」と当然視し、恒常化させることです。

重要なのは、偏りを一時的偏差として認識し、早期リカバリーへと移行する考動習慣を持つことです。

経営者は、常に3G全体の幸せ状態をモニタリングし、早期発見・早期修正することが大切です。

とはいえ、発見が遅れ、事態を悪化させることがあります。

その原因で最も多いのが、いわゆる「エコーチェンバーバイアス」。

経営者だけでなく、組織全体が「偏っていない」と信じて疑ってない状態です。

たとえば、取引先の過剰な負担によって自社の利益が向上し、従業員の待遇も改善しているとすれば、内部的には良い経営に見えます。

しかし、その裏で、取引先に「負の感情」が蓄積していれば、いずれ何らかの形でリバウンドが生じます。

3Gのどこかに負担をかけて、他のグループが「よかれ」と勘違いしてしまう。

いずれも短期的には成功に見えますが「負の感情」の蓄積により長期的には破綻します。

経営者は、3Gの持続的な幸せは「他者の不幸の上に成り立たない」という本質を忘れてはなりません。

常に、各グループから直接フィードバックを得る仕組みや、外部の視点を定期的に取り入れることが有効です。

偏りへの敏感さが大切です。

「鈍感な経営」は、とてもリスキーです。

【参考比較】
近江商人の三方良しとの違い

「3Gマネジメント」の話を聞いて連想した人が他にもいるかもしれません。

商いの精神として語り継がれる「近江商人の三方良し」。

「売り手良し、買い手良し、世間良し」

これは、江戸時代に滋賀県を拠点に全国で活躍した近江商人が実践していた商売哲学です。

日本最古のビジネスフレームワークと言えるでしょう。

この言葉の通り、自分たち(売り手)だけでなく、お客様(買い手)が喜び、さらにその商いが地域や社会(世間)のためになること。この三つ全てが満たされる商売こそが良い商売である、という考え方です。

これは、どんなに時代が変わっても変わらない、いや、変えてはいけない、とても重要な普遍的な原理原則と言えます。

この「近江商人の三方良し」と「3Gマネジメント」は、どこが違うのか?

その違いは「会社に関わる人たちのグルーピング」です。

  • 三方良し=(世間)+(買い手=顧客)+(売り手:会社・社員・経営者)
  • 3Gマネジメント=(社会・顧客・取引先)+(社員たち)+(経営者)

特に特徴的なのは、「三方良し」では「売り手」に含まれていた「社員たち」を「3G」では独立させたことです。

「三方良し」が生まれた時代背景を想像すると「丁稚」「奉公」というようなキーワードの香りがするので、現代において誤解があってはならないという思いです。

また、「三方良し」には、商売の大切なパートナーである仕入先や取引先が明示されておらず、どこに含まれるか解釈が分かれるところです。

「3Gマネジメント」では、これらを明確に「Group1:社外」に位置づけています。

さらに、「会社」はどのグループにも含まれていない理由は、前述したとおりです。

【温故知新】
経世済民と3Gマネジメント

「三方良し」に続き、もう一つ、気になる言葉があります。

「経世済民(けいせいさいみん)」。

「経済」という言葉は、元々「経世済民」です。

  • 経(けい): おさめる(治める)、統治する。
  • 世(せい): 世の中、社会。
  • 済(さい): すくう(救う)、援助する。
  • 民(みん): 人々、民衆。

本来の「経済」とは、単なる金銭のやり取りや利益追求のことではなく、「仕組みを整えて、関わる人々を幸せにすること」という、非常に道徳的な意味を持っていました。

「3Gマネジメント」と通ずるものがあります。

「民」は「3G」

「経世済民」でいう「民(人々)」は、国全体の民衆を指します。

まさに「3G」のこと。

「3Gマネジメント」は、この「国民」とか「民衆」という大きな概念を、よりリアルに感じられる「3G」に解像度を高めた概念と言えると思います。

偉そうに自画自賛するなら
「3Gマネジメントは、現代の経世済民」です!

「目的」の原点回帰

現代の「経済(Economy)」は、いつのまにか「お金を増やすこと」という意味に偏ってしまいました。

しかし、「経世済民」の原点に立ち返れば、お金や会社は「世を治め、民を救う」ための「手段(道具)」に過ぎません。

「会社は幸せのための道具である」という3Gマネジメントの定義は、この古来の思想への原点回帰でもあります。

「経営者」を犠牲にしない

ただ、かつての「経世済民」の思想には、為政者(リーダー)の「自己犠牲」や「滅私奉公」が美徳とされる側面がありました。

「民を救うために、わが身を削る」という考え方です。

しかし、「3Gマネジメント」では、これを否定しています。

Group3(経営者自身)も幸せでなければ、真の「済民(人助け)」は継続できないからです。

リーダーが疲弊し、不幸な状態での「人助け」は、いつか破綻します。

「経世済民」の精神を受け継ぎつつ、リーダー自身の幸せも不可欠な要素として組み込んだもの。

そこだけは、「経世済民」と「3Gマネジメント」は違います。

【要点整理】
「負けない経営」のために

さて、どうでしょう。

「3Gマネジメント」について整理しました。

「関わる人々」の範囲が、思っていたよりも広くて驚かれたかもしれませんね。

「顧客第一主義」という言葉の違和感。

社員の背後にいる家族の存在。

そして、経営者自身の幸せ。

関わる人たちの持続的な幸せを、完璧に満たし続けることは、至難の業です。

非現実的かもしれません。

しかし、だからといって「ないがしろ」にすることは、できません。

「鈍感な経営」は、「リバウンドリスク」がどんどん大きくなります。

「勝つ経営」の前に「負けない経営」のために、とても重要なフレームワークです。

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経営の原理原則
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII

「もっといい会社」にするためには「もっといい経営者」になればええねん!が口ぐせ。
「経営脳:5つのレイヤー」で体系化した独自のマネジメントメソッドで、10名~200名規模の中小企業経営者を「リセット・コーチング」。
専門は「36カ月の経営計画」「管理会計」「チームビルディング・人事評価・業績連動型賞与制度」。
1999年に創業した自身の税理士事務所を2022年に事業承継し、現在はコーチ専業。
このサイト「Re!」はライフワーク。
「経営者のための思考のインフラ」としてお役に立てるように日々更新。

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