もっといい経営者になるためには
「アタマ」を上手に使うことが大切。
いつも言ってることですが、
「アタマがワルイ経営者」はいません。
「アタマの使い方がヘタ」なだけ。
なぜ「アタマの使い方がヘタ」なのか?
その理由は「経営の構造」を知らないから。
地図も持たずに出かけるから迷子になる。
「経営の構造」を知るだけで、
とても歩きやすくなります。
大切な視点は、
「対処療法」ではなく
「根本治癒」。
本稿では、
ゴチャゴチャしている「会社経営」を
要素分解して「一本の筋」を通します。
「経営の構造」を確かめましょう。
【課題共有】
「行き詰り」の原因
多くの中小企業経営者が突き当たる「壁」。
起業・創業期
シンドイけれど、楽しかった。
↓
立ち上げ期
メンバーが増え、ヒトの難しさを感じながらも充実していた。
↓
がむしゃら期
自分も経営者らしくなってきたなと思う。
↓
ここから「安定期」に入る・・・?
↓
しかし現実は・・・。
「あれ? がむしゃら期、長すぎないか?」
経営課題は量とともに
難易度も上がっている・・・。
心当たりはありますか?
この原因は、次の3つのどれかです。
会社経営を「山登り」に例えるなら・・・
- 地図を持っているのに、山の登り方を知らない
- 山の登り方は知っているのに、地図を持ってない
- 山の登り方を知らない上に、地図も持ってない
本稿では、「2」について解説します。
「山の登り方は知っているのに、地図を持ってない」ケースです。
どういうことか?
山登りの装備や、体力は十分なので「この山も登れる!」と自信がある。
とはいえ「初めての山」。
地図を持っていないので、カンと根性で頂上を目指しているが、なかなか頂上に近づけない。
つまり、
今までの経験や実績から「仕事に自信がある」のに
「会社経営」に関する知識や経験が不足している、のです。

ちなみに、山の登り方を知らず、地図も持っていない状態が「3」です。
このタイプが山に入ることは「無謀」であり「キケン」と言わざるを得ません。
【原因本質】
迷子になっている
頑張っているけど、結果が伴わない。
「迷子」になったんです、たぶん。
「迷子」になった経験はありますか?
夢中で遊んでいたら、フッと・・・
「あれ?お父さん、お母さんがいない」
「あれ、ここどこ?」
「え~こんなとこ知らない!」
突然「あれっ?」って気付くあの感覚。
会社経営においても、よく似た感覚に陥ることがあります。
「順調に楽しくビジネスをやっているとき」は、まだ気づきません。
でも、なにかのきっかけで
「こんなはずじゃなかった」と気付く。
「あれ、ここどこ?」
私は、この感覚が「そっくり」と思っています。
「知らない場所へ地図を持たずに迷い込んだ」
その上、日が暮れて暗くなってきたら泣けてくる。
でも「社員たちも一緒に迷子」になっているので、涙を見せるわけにもいかず・・・
「大丈夫だ!ついてこい!」と虚勢。
「これか・・・経営者の孤独って」。
なんて、しみじみしてる場合じゃない!
さて・・・
「どうやって抜け出すか?」
「どうすれば二度と迷子にならないか?」
答えは、超シンプル。
「地図を手に入れよう!」です。
ちなみに「地図は持っているのに、うまく登れない」という場合は、次の記事を参考にしてみてください。


【構造理解】
経営は「3つの要素」で動く
さて、「地図」を手に入れましょう。
突き詰めると、中小企業は、たった「3つの要素」で動いています。
「地図」と言っているのは、
この「3つの要素」のこと。
シンプルです。
知ってる言葉を「つなぐだけ」。
まず、ふたつ。
経営の結果=①戦略×②実行



迷子になった子供には「戦略」がなかったんでしょうね。
だから、焦って、とにかく「行動」!
・運よく、見覚えのある道に戻るか?
・運悪く、ますます樹海へ進んでいくか?
な~んとなく、ジブンとダブりませんか?
言葉にすると
①正しい戦略を立てて、
②正しく実行すると、
望む結果が得れらる、ということ。
さらに、戦略をスケジューリングすると「計画」になります。
だから、
「経営計画」は、
「戦略を時間軸で展開したもの」ということができます。
3つめの要素は「時間」。
これを加えると・・・
経営の結果=戦略×時間×実行
書き換えると
結果
=計画(=①戦略×②時間)×③実行
=計画×実行
要は、
計画通りに進めれば、結果がでるよ、ってことです。
「正しいレシピ」で「調理」したら
「おいしいもん」の出来上がり!と同じ。
ところが・・・
「レシピが間違ってる」
または
「レシピ通りに調理しない」とすれば・・・
「運任せ」。
経営で表現すると・・・
「戦略が間違ってる」
または
「戦略通りに動かない」・・・
「神頼み」。
だから、思い通りに経営するコツは超シンプル。
「正しい計画(①②)を立てて」
「そのとおりに実行(③)する」。
おいしい料理と「理屈は」全く同じです。
これが「経営の構造」、つまり「地図」です。
さて、どうでしょう?



ん?当たり前すぎて・・・
「なめとんか?」って?(笑)
【要素解説】
3つの要素を整える
「なめとんか?」と突っ込まれるくらい「当たり前」の「構造」を紹介しました。
おそらく次は「この当たり前で苦労してるんや!」ですよね。
各要素を整理します。
1)戦略
「戦略」とは「望む結果を得るための仕組み」。
「こうすれば、うまくいく!」のシナリオです。
「こうすれば、たぶん、うまくいく!」から
「こうすれば、確実に、うまくいく!」まで。
「良い戦略」は「精度」が高いものです。
その精度を高めるために、要素を細分します。
それが、かの有名な「ヒトモノカネ」です。
「望む結果」を得るために、
「誰が?」「何を?」を仕組みとして組み合わせ、
夢物語にならないように
「ナンボ?」で根拠づけをする。
ビジネス風にまとめると・・・
「商製品・サービス・設備」などの
「モノ資源」を
「社員、パートからなる組織」という
「ヒト資源」で、どう動かすか?
その過程と結果を
「カネ資源」で測定、評価しながら戦略の精度を高める
・・・こんな感じでしょうか?
「仕組み」とは、要素の組み合わせなので
「ヒトモノカネ」というパーツをどうやって上手に組み合わせるか?です。
要は「ヒトモノカネの上手な仕組み」が「戦略」。
目的?
それは「経営者が望む結果」です。
「オナカいっぱい食べたい!」という「量派」と
「少しづつ種類を食べたい!」という「質派」の
「戦略」は、まったく違うはずです。
2)時間
「経営の構造」のふたつ目の要素は「時間」。
必ず日は暮れます。
・真っ暗になるまでに帰る?
・森の中で3泊する?
「時間」が「戦略」に影響する典型例です。
「望む結果を得る仕組み」に「時間」を組み合わせて「計画」にします。
(しつこうようですが・・・)
「めっちゃくちゃ楽しい散歩のプラン」
「全部を楽しもう!」と思えば、三日はかかる。
なのに、スケジューリングせずに出発。
「お弁当を持ってくればよかった・・・」
・・・空腹で途中断念・・・。
「戦略」はよかったのに、
「時間」に落とし込まず
「計画」にしてなかった、ということ。
その「戦略」を時間軸に落とし込まないと、それは「夢・妄想」です。
「戦略」を「時間軸」に落とし込み
「計画」にすれば、次の「行動」がムダになりません。



たとえ失敗しても、
その経験が勉強になるので
「ムダ」ではない。
3)実行
「望む結果を得るための計画」ができました。
「ヒトモノカネ」は、そのために最適化されてる。
あとは「やるだけ!」ですね。
「経営計画の通りにやるだけ」ですね。
だけですね・・・。
当たり前ですね・・・。
でも
「計画通りにいかない・・・」
さて
「だから、やめる?」
経営判断です。
「計画の見直し」「戦略の見直し」をして、再出発するかどうか?
「PDCA」の典型です。
【要点整理】
アタマに定着させる
さて、ここまでどうですか?
- 「地図」を持たずに遊んでいると、迷子になったり、最悪遭難したり。
- 「迷子」になったことは、前触れもなく、突然気付く。
- 「迷子」になったときに頼りになるのは「地図」。
- 「地図」を頼りに、いったん、知っている道まで戻る。
- 二度と迷子にならないよう、次は「地図」を見ながら「ゴール」を目指す。
「誰と行くか?」
「どうやっていくか?」
「ナンボで行くか?」の「戦略」を立て、
「いつ行くか?」の「計画」を立て、
いざ、出発。
途中で、何があっても「大筋」からはブレない。
もし、「もっといいゴール」を見つければ、
「戦略」から見直してリニューアルすればいい。
さて、「経営の構造=経営の地図」は見えましたか?
【行動実務】
ヒトモノカネの実務
実務的に整理しておきます。
「経営資源」である「ヒトモノカネ」のうち、「モノ」は、私の領域ではありません。
業種規模、ゴール設定で百社百様だからです。
だから「雑談」はしますが、ほとんど「記事化」していません。
「やったことがないビジネス」に偉そうに語る資格もありません(笑)。
しかしです・・・。
業種や規模に関わらず「ヒト」と「カネ」は、多くの共通点があります。
詳細は、個別記事で紹介するとして、ここでは、そのエッセンスだけお伝えしておきます。
「ヒトの仕組み」すなわち「組織戦略」。
そのレベルを上げる方法は、ただひとつ。
「やたら組織に強い経営者」になることです。
「カネの仕組み」すなわち「財務戦略」。
そのレベルを上げる方法も、ただひとつ。
「やたら会計に強い経営者」になることです。
この2つのテーマに「やたら強い経営者」になれば、その結果として・・・
「やたら計画に強い経営者」になります。
なぜなら、「経営の構造」が・・・
結果=計画(ヒトモノカネの仕組み×時間)×実行
・・・だからです。
もし、これでも「結果」が伴わないのであれば・・・
残りの要素「実行」に課題があるのでしょう・・・
その答えは
「経営の構造」ではなく
「ジブンの構造」にあるかもしれません。
【改善支援】
やたら強い経営者になるヒント


Planning
経営計画
やたら
「計画」に強い経営者になる!
FOCUS
- 「やりたいこと」を実現する
- 「仲間へのプレゼンツール」
- 「経営者の人生計画」の一部


Team-Building
組織戦略
やたら
「組織」に強い経営者になる!
FOCUS
- 「想い通り経営」のための
- 「最高のチーム」を作る
- 「5つの戦略要素」


Accounting
会計戦略
やたら
「会計」に強い経営者になる!
FOCUS
- 「強固な内部留保」のため
- 「マネジメント会計」を
- 「実装」し経営をグリップ
