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00:経営者のスキル「努力して勉強しても身に付かないのはナゼ?」

2026 1/08
2025年12月20日2026年1月8日
H.HORII

今回は「前提スキル」。

本来「経営者に話す内容」ではありません。

でも
「経営者だから、話したい」

なぜなら、
「前提スキル」が
「経営者のスキル」に大きく影響しているから。

いろいろ勉強もするし、
セミナーにも参加してる。
でも、なかなか「身に付かない」のよね。

もし、このような「人に言えない自覚症状」があるなら、「ココロを開いて」熟読してください。

「ココロを開いて?」
はい、多くの人が「ジブンは大丈夫」って思っているから、
受け入れづらい話かもです。
つまり「ココロを閉ざす話」かもしれないからです。

ひょっとしたら・・・
「今日が、運命の日」になる可能性があります。

なぜなら、この話を読んだあと、スキルが飛躍的に高くなり、ブレークスルーするかもだからです。

でも・・・
「なんじゃ、この話は?」と
 ガッカリされる方は・・・

  • 「前提スキルがしっかりしている人」か・・・
  • 「もう、どうしようもない人」か・・・

どちらかのはずです。

「経営脳の第4レイヤー:スキル」の土台となる「レベル1:前提スキル」の話を深掘りします。

「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい会社」に成長するヒントを日々更新しています。
40年近く税理士として中小企業経営を支援し、経営計画や管理会計、組織作りを専門とするマネジメントコーチ・堀井弘三が、その現場で得た豊富な経験と知識に基づき執筆しています。
初めてアクセスしていただいた方は、「このWEBサイトについて」をまずご覧ください。

INDEX

【おさらい】スキルの構造

本題に入る前に「スキルの構造」をおさらいしておきます。

【経営脳】5つのレイヤー。第4レイヤーは、経営者の「スキル」。

L4-スキルは、
経営脳の5つのレイヤーの第4階層に位置する
「考動を成果に変換する実現能力」です。

「やりたいことができるジブン」
「やるべきことができるジブン」

そんな「ジブン」にしてくれる機能です。

「スキル」は技能や技術の領域なので、
「基礎」と「応用」があります。

学校の勉強と同じです。

「基礎」が不十分なのに「応用」はムリです。

たとえば「決断力」「戦略力」「育成力」などは「応用」です。

多くのビジネス書やセミナーも「応用」であり、
「基礎力があること」を前提にしています。

だから「あの本は役に立たない」
「あのセミナーはムダだった」と思っても
実は「基礎」が不十分だった可能性があります。

スキルには3つのレベルがあります。

  • 第1レベル:前提スキル
  • 第2レベル:部品スキル=基礎
  • 第3レベル:複合スキル=応用

今回は、この「第1レベル」の話。

「基礎以前」の「そもそも」のレベル。

すべてのスキルの土台となる能力です。

あわせて読みたい
中小企業経営者の”経営脳”5つのレイヤー|4|スキル 経営脳の第4レイヤー、スキル。 ジブンのアップデートを繰り返し「やりたいこと」と「やるべきこと」を「できること」に変換するチカラ。重要視点は「スキルを高めるス…

【課題発見】
前提スキルが高い人の習慣

賛否両論がある「私見」ですが・・・

私の経験上、基礎以前の「前提スキル」は「学習」より「クセ(習慣?性格?)」に大きく影響していると思っています。

  • 言語力
  • 計算力
  • IT力
  • 時間力
  • 記録力
  • 整理力

この6つに分けてみました。

簡単なチェックをしましょう。

「前提スキル」が高い人は、
ほとんどが「いいえ/NO」になるタイプです。

もし、いくつか「はい/YES」があれば、
「前提スキル」に課題がある可能性があります。

言語力が伸びないクセ

  1. 誤字脱字を「意味通じるからええやん」で済ませる=精度に無頓着
  2. 部下から「確認ですが…」と聞き返されることが多い=伝達不足
  3. 「普通、わかるやろ」「言わんでもわかるやろ」=察することの強要
  4. 「誰が」を省いて話すことが多い=主語の省略癖
  5. 話が長くなり、自分で迷子になる=構成力の欠如
  6. 「とりあえず」「一応」「なるはや」の多用=曖昧語への依存
  7. 指示メールが箇条書きなしの長文=構造化の放棄
  8. 情報収集は「文字」より「動画」=読解機会の放棄

計算力が伸びないクセ

  1. 大きな桁の数字が苦手=不慣れの放置
  2. 「%」など割合計算を暗算するのが面倒=苦手の逃避
  3. 重要な数字も資料を見ないとわからない=数字の記憶回避
  4. 細かい数字の指摘を「ちっちゃいこと言うな」と反応=論点のすり替え
  5. 「かなり」「めっちゃ」「そうとう」「だいたい」が口癖=数字表現の回避
  6. 「試算表」や「決算書」を精読しない=機会損失
  7. 「税理士に任せてる」で思考停止=責任回避
  8. 簡単な計算でも電卓を使う=暗算機会の喪失

IT力が伸びないクセ

  1. スマートフォンの設定をカスタマイズしてない=無関心
  2. メールより電話派=自己中
  3. できる範囲で作る=作るための進化を放棄
  4. デジタル書類は「誰かに作ってもらうもの」=機会放棄
  5. 「パソコンは苦手」を公言=時代遅れ
  6. 「紙でないとやりづらい」=進化の拒絶
  7. PCトラブルを自分で解決しようとしない=責任回避
  8. 新しい技術やサービスに無関心=時代遅れ

時間力が伸びないクセ

  1. 作業時間を計測したことがない=ムダの軽視
  2. 「今週中」「今月中」という期限が多い=ざっくり
  3. 会議が予定時刻に終わらない=時間価値の軽視
  4. 「忙しい理由」が説明できない=時間の可視化不足
  5. 「なるはや」が日常化=時間概念の不足
  6. 日程変更や遅刻が多い=時間泥棒
  7. 中長期の計画を立てない=未来想定の軽視
  8. 相手の時間に振り回される=自主性のなさ

記録力が伸びないクセ

  1. 「覚えてるから大丈夫」=自信過剰
  2. メモを取っても後で読めない=目的意識の欠如
  3. 「言った・言わない」のトラブルがある=証拠不足
  4. 成功や失敗の記憶はあるが記録はない=経験の無駄遣い
  5. うっかり忘れることが多い=学習力の欠如
  6. 「たぶん」、記憶で話す=信用信頼の喪失
  7. 人事評価を「印象」や「記憶」で決める=誠意の欠如
  8. 過去の目標を覚えていない=経験機会の喪失

整理力が伸びないクセ

  1. もう捨ててもいい資料や書類が身の回りに多い=ゴミ屋敷化
  2. PCのデスクトップが半分以上アイコンで埋め尽くされている=出しっぱなし
  3. 財布、カバンの中に「いらないもの」が入ってる=無頓着
  4. 書類も広告チラシも私物も「同じ山」=要否混同
  5. その都度、名刺をトランプのように繰っている=情報整理の放置
  6. メールの振り分けが不十分で「受信フォルダ」が最大化=麻痺
  7. 「とりあえず保存」でフォルダが迷宮化=バージョン管理の怠慢
  8. 自分で探す前に他者に聞くことが多い=無自覚の邪魔

【解決準備】
前提課題を認める

さて、どうでしたか?

もし、ぜんぶ「いいえ/NO」だったなら、この本稿はここでおしまい。

でも、ひとつでも「「はい/YES」があれば、引き続き読んでください。

「ワルイクセ」を直しましょう。

そのためには、意地もプライドも捨てて「ココロを開いて」・・・

  • 言語力が弱いんだ
  • 計算力が弱いんだ
  • IT力が弱いんだ
  • 時間力が弱いんだ
  • 記録力が弱いんだ
  • 整理力が弱いんだ

・・・と、まず「弱いこと」を認め、受入れましょう。

でないと、この続きの話が役に立ちません。

【課題解決】
6つの課題解決

「弱点」を受入れることはできましたか?

「ワルイクセ」を直しましょう。

その方法は、上記のチェックリストの「6区分×8=48項目」を「裏返し」にすればいいだけです。

そのポイントは、次の通り。

それぞれ、特に大事な注意点を3つずつ例示しておきます。

  • 言語力
    • ことばを大切にし、主語から文末まで「略さず話す」
    • 情報収集の「活字」のウエイトを増やす
    • 短文・箇条書きを意識して話す、書く
    • 深掘り記事:言語化力は「苦手」で済まされない!
  • 計算力
    • 悪い「口癖」をやめて「数字」で話す、書く
    • 「試算表」は毎月、スミから隅まで声を出して読む
    • 何でも「割合計算」してみる(カウンター8席の店なら「2席空いてる」ではなく「25%空いてる」)
    • 深掘り記事:数字感覚を磨くための意外な計算
  • IT力
    • 会社の前に、自分のDX化を進める
    • 資料は自分で作る
    • パソコンは自分でメンテする
  • 時間力
    • 会議の時間を守る
    • 期限も約束も「3日8時」と、日時をハッキリする
    • 他者の時間泥棒を絶対やめる!
  • 記録力
    • 日記を書く
    • 社長自ら「議事録」を作成して全員に毎回配布する
    • 人事評価は「記録」を根拠に行う
  • 整理力
    • 身の回りを掃除して、断捨離する
    • PCのデスクトップにファイルを置かない
    • ファイル、引き出し、キャビネットを整理する

これは、あくまでも「例示」です。

「あ~せ~、こ~せ~」を手取り足取り「おせっかい」するつもりはありません。

なぜなら・・・

「前提スキル」は「義務感:MUST」では直りにくいからです。

なぜなら・・・

「クセ」が大きく影響しているから。

「クセ」を直すために必要なのは「欲:WANT」だからです。

「やたらスキルの高い経営者に=なりたい!」

この「なりたい」が、とても重要だからです。

【要点整理】
まず「整理力」から

さて、どうでしょう?

「運命の1日」になりそうですか?

「スキル」の「基礎以前」、
「前提スキル」についてお伝えしました。

「基礎スキル」にある
「ロジカルシンキング」に「言語力」が欠かせません。

「経営スキル」にある
「会計力」は、言うまでもなく「計算力」が欠かせません。

このように、「基礎スキル」には「前提スキル」が必要です。

ここで大切なのは「スキルの構造」の理解。

ランダムに詰め込んでも効果は限られます。

「前提」→「基礎」→「複合」。

この「構造」にしたがって、アタマを整理してから取り組む。

そうでないと、また「散らかり」ます。

そう、大事なのは「整理」。

どこから手を付けるか?

「整理力」からが「合理的」です。

だから
「身の回りの整理」
「デスクトップの整理」

この「整理グセ」からです。

意外かもしれませんね・・・。

疑ってるかもしれませんね?

「整理整頓で、スキルが高まるなら、苦労するか!」

そんな、お叱りの声も聞こえてきたので、今日は、このへんで!

お役に立ちますように!

相談事例:経営者のスキルとセンス
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII

「もっといい会社」にするためには「もっといい経営者」になればええねん!が口ぐせ。
「経営脳:5つのレイヤー」で体系化した独自のマネジメントメソッドで、10名~200名規模の中小企業経営者を「リセット・コーチング」。
専門は「36カ月の経営計画」「管理会計」「チームビルディング・人事評価・業績連動型賞与制度」。
1999年に創業した自身の税理士事務所を2022年に事業承継し、現在はコーチ専業。
このサイト「Re!」はライフワーク。
「経営者のための思考のインフラ」としてお役に立てるように日々更新。

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