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01:先見力|先読みして先手を打つ力

2026 2/12
2024年1月8日2026年2月12日
H.HORII

これから、どんな世の中になるんだろう?
これから、どんな人生を歩むんだろう?
これから、どうすればいいんだろう?

「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい経営者」「もっといい会社」に成長するためのヒントを日々更新しています。
元税理士のマネジメントコーチ・堀井弘三が、40年近くの経験と知識に基づき執筆しています。

「時代」は、ずっと動いています。

「時代」は、ずっと変わり続けています。

「時代」は、止まったことがありません。

「時代」に乗っかれることもあれば、
「時代」に翻弄されることもあります。

良くも悪くも、
大なり小なり、
「経営」も「人生」も
「時代」に影響を受けています。

さて、これから「どんな時代」になるのでしょう?

「チャンス」が来るかもしれません。

「ピンチ」が来るかもしれません。

たとえば、天気予報。

「雨」で旅行が台無しになることもあれば。
「雨」で農作物が潤うこともあります。

「同じこと」でも、それが
「チャンス」になる人も
「ピンチ」になる人もいます。

「雨が降るかも」と先読みする。

これは「先見力」ではありません。

「その雨」が、自分にとって
「チャンス」なのか?
「ピンチ」なのか?

ここまで読めるのが「先見力」

経営者必修の経営実務スキル、

「先見力」の相談事例を紹介します。

INDEX

【おさらい】
経営者の実務スキルとは?

本題の前に「スキル」についておさらいしておきましょう。

「おさらい」が必要な人はココをクリック。
「分かってる」って人は次に進みましょう。
【経営脳】5つのレイヤー。「マインドセット」「フィジカル」「メンタル」「スキル」「センス」。

「もっといい会社」にするためには、
「経営脳」を整え=アタマを良くして
「もっといい経営者」になることが
「唯一の選択肢」です。

「もっといい経営者」になるため
下層の3つのレイヤーを整えたら
次は「レイヤー4:スキル」のトレーニング。

「レイヤー4:スキル」は
「やりたいこと」や
「やるべきこと」を
「できること」に変換するためのレイヤーです。

この「スキル」は、さらに3段階のレベル構造で成り立っています。

  • 第1レベル:前提スキル
    (すべてのスキルの基盤)
  • 第2レベル:個別スキル
    (基礎スキル+経営実務スキル)
  • 第3レベル:複合スキル
    (個別スキルの組み合わせで発現)

「経営実務スキル」は、中小企業経営に特有のスキルです。

このサイトでは、その中でも特に重要な8スキルをピックアップして紹介しています。

あわせて読みたい
中小企業経営者の「経営脳:5レイヤー」 もっといい経営者になるためには「アタマ」を上手に使うことが大切。 誤解を恐れずに言うと、「アタマがワルイ経営者」はいません。「アタマの使い方がヘタな経営者」が…

この「先見力」は、経営実務スキルのひとつで、基礎スキルの「管理力」の応用版です。

【相談事例】
時代の流れに鈍感?

ある中小企業経営者との相談応答を再現します。

*ところどころの「タメグチ」お許しください・・・

世の中の動きには敏感なつもり。
ニュースもチェックしてるし、業界紙も読んでる。
「これから厳しい時代になる」らしい。
ますます「気合!」を入れていなかないと、と思う。
風に流されてたまるか!
…でも、いつも「向かい風」…
時代の流れに鈍感なんかなあ…

おっ!
「気合!」入ってるね~!
益々、厳しい時代になるからね!
「人生、いつも向かい風」だからね。
でも…
「しんどく」ない?
「気合!」が要らない
「平気!」の方がよくない?
だって・・・
「厳しくない時代」ってあったか?

気持ちは分かるけど・・・

やたら「向かい風」に立ち向かうより、
「風向きを読んで乗っかる!」って方がよくない?

それが好きならスキにしたらいいけど、
それに付き合わされる周りは
「エエ迷惑」やと思うよ。

「風が来た~」
「耐えろ~」ってナナメ45度で立ち向かうリーダー。

それより…

「風が来る~」
「乗っかれ~」って同じ方向に助走するリーダー。

「風を読むリーダー」

絶対、こっちがカッコいいと思うな、
立ち向かうリーダーより。

ん?なんの話って?

「先見性」の話!

【質疑応答】
経営者の先見力8問8答

「先見力」って、そんなに大事?

身もフタもない話をすれば
「人、それぞれ」。

「行き当たりばったりでいい」なら、
 必要ないかも。

この先、
「もっと良くなりたい」とか
「悪くなりたくない」と思うかどうか?

「もっと良くなる確率を高めたい」
「もっと悪くなる確率を下げたい」

そう思うなら
「先読みして先手を打つ」か
「神様にお願い」かしかないのでは?

「未来への主導権」を握るためには
「絶対必要」と思うよ。

「先見力」が弱いとどうなる?

「先見力」が弱い人は、
「先読み」をしないか、
「先読み」が外れやすい。

だから・・・

  • 「後手後手」が多い。
  • 「乗り遅れる」ことが多い。
  • 「被害」が大きくなる。
  • 「短期利益」を優先する。

…こんな感じかな?

要は…

「チャンスをものにできない」

「ピンチに巻き込まれやすい」

だから「神頼み」が多いのも特徴(笑)

「先見力」をもっと詳しく!

「先見力」は、
「基礎スキル」の「管理力」の応用版。

会社経営に関する
先読み:将来の環境変化を見極める
先回り:将来に備えて準備する

その結果、チャンスやピンチに強くなるチカラ。

上述したけど

  • 先読み:雨が降りそう
  • 先回り:傘を持つ

その結果、濡れない。

このレベルは「基礎スキル:管理力」。

「経営実務:先見力」は

  • 先読み:ビジネス環境が良くなりそう
  • 先回り:今のうちに人材を確保しよう

だから「理屈」は「難しいこと」ではない。

ただ、
「先読み」が簡単でない、
「先回り」も簡単でないから難しく感じる。

「先見力」を強くするためには?

誤解を恐れずに言うと・・・
重要視点は、
「自分に関係することを優先する」

「外貨取引」がなければ
「為替の行方」はあまり気にならない。

「株式投資」をしてない人は
「株価の行方」はあまり気にならない。

でも「自分に関係すること」は、
たいてい「自然と気になってる」はず。

気になるなら「先読み+先回り」する。

それを「クセ」にすれば、自然に「先見力」の精度は上がると思うよ。

もし、自分に関係することも
「先読み+先回り」しないとすれば
「なんで?」としか言いようがない。

自分に関係することだけ?

誤解したらアカンよ。

「自分のことだけ」ではないよ。

「自分に関係すること」。

会社に関わる人たちは、
「自分に関係すること」のはずでしょ?

つまり「3Gマネジメント」の実践そのもの。

  • Group1
    取引先・得意先を含む社会
  • Group2
    社員とその家族や、大切な人たち
  • Group3
    自分と家族や大切な人たち

この「関わる人たち」の「将来」を先読みする。

そして、必要なことは「先回りする」。

ちなみに「明日も将来」だし、5年後も10年後も「将来」。

「自分に関係しないこと」は、
これができるようになってからで
遅くない。

あわせて読みたい
03:会社に関わる人々って誰?-3Gマネジメント 経営の目的である「関わる人たちの幸せ」。この「関わる人たち」を「社外」「社内」「経営者自身」の3つのグループで深堀解説。 今回は、このサイトの基本コンセプトで…
もう少し、具体的に!

「9マス・マトリックス」は整理がしやすいよ。

短期中期長期
Group1
Group2
Group3

「コツ」は「完璧」を目指さないこと。

どうせ、当たらないから。

「直感的に書き込む」。

最初は、これが大切。

つまり「精度」より「速度」。

「精度」は、何度か「答え合わせ」をしている間に、高くなるから。

まず「パッパッ」と頭に思い浮かべる練習。

ここから始めることがおススメ!

やっぱり難しい・・・

もし「9マス・マトリックス」に「直感的に書き込む」ってことが、難しいな・・・と感じるなら「基礎スキルの課題」が邪魔してる可能性がある。

「基礎スキル」は「経営実務スキル」の土台となるものだから、そこがグラグラしてると「柱が立てにくい」。

この「先見力」に特に影響が大きいのが次の3つ。

  • 課題発見力
    • 将来のあるべき姿から逆算して、現在の課題を察知するチカラ
  • 深広思考力
    • 上っ面に惑わされることなく、本質的な原因や理由に辿るチカラ
  • 管理力
    • この「先見力」の基本形。想定して準備するチカラ。
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注意することはある?

「エコーチェンバー」に巻き込まれないこと。

意外と、経営者に多い。

自分と考え方や価値観が似た人と「つるむ」。

似た者同士が集まるから「先読み」が間違っていても気付かない。

仮に「先読み」が当たってたとしても

「みんなで渡れば怖くない」

「先回り」を怠る。

いわゆる「情報源」は・・・

異業種や異世代の人たちの「1次情報」がイイと思う。

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エコーチェンバー
同じ意見ばかりが響き合い、それが正解だと思い込む環境。SNSや閉鎖的なコミュニティで、自分と同じ意見を持つ人ばかりと交流していると、自分の考えが常に肯定され、あたかもそれが「世の中の総意」であるかのように錯覚する現象。

【要点整理】
「先読み」+「先回り」

さて、どうですか?

参考になりましたか?

「先読み」+「先回り」。

私の経験上
「できるのに、やってない経営者」が少なくありません。

その証拠に「じゃんけん」するとき、相手が「何を出すか?」を瞬時に「先読み」して、「よしグーや!」って「先回り」して考えてます。

もちろん
「先出しじゃんけん」したら
負けるので
要注意ですね(笑)

だから「機能」としては、
みんな持っています。

あとは、それを
「経営で使うこと」です。

お役に立ちますように!

経営者のスキル:実務編
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII マネジメントコーチ

思考のスパーリング・パートナー

もっとエエ会社にしたいなら、
もっとエエ経営者になればええねん!

これが口ぐせ。

1999年に税理士事務所を創業し、
23年間で300人を超える中小企業経営者の
成功と失敗を特等席で見てきた
「超実務家」。
2022年に幸せな事業承継を遂げ、
自ら「経営の入り口から出口まで完走」。

現在はマネジメント・コーチとして、
20〜40代の次世代経営者を
「あおって、いやして、元気づけて」
パフォーマンスを最適化するのが仕事。
その現場で得た「もっとよくなるヒント」を
惜しみなく日々発信中。

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