中小企業の勝ち組と負け組。
何が勝ちか?何が負けか?
その境界線はどこか?
その明暗を分ける戦略の違いは何か?
「戦略」とは「戦う策略」。
「戦い」だから「勝敗」があります。
「企業経営」の文脈でよく登場するのは
「競合他社」。
「ライバル企業」に勝つ、負ける。
- 「売上高で勝負?」
- 「社員数で勝負?」
- 「顧客数で勝負?」
「大きな会社」であれば「市場シェア」で競うことが多いですが、どうも「中小企業」には「しっくり」しません。
改めて「中小企業の勝ち組と負け組」を整理してみました。
「賛否両論」あるかもしれませんが
「戦略を練るときの参考」にしてみてください。
【おさらい】
戦略とは、成功のための仕組み
本題の前に「戦略」について、おさらいをしておきます。
「戦略」とは「成功のための仕組み」。
「成功」、つまり「期待する結果」のために
「ヒト・モノ・カネ」をベストな状態に組み立てること。
その目的は
「成功確率を高める」ことと
「失敗確率を下げる」こと。
こうすることによって
「結果の主導権」を握る。
これが
「やたら戦略に強い経営者」の考動習慣です。

この考動習慣がない経営者は
「運命に主導権」を握られ
「やたら強運な経営者」になろうと
「神頼み」を繰り返します。


【自分起点】
思い通りなら勝ち組
先に結論。
私は
「経営者の想い通りであれば勝ち組」という考え。
いわゆる「オーナー型」が多い中小企業においては、経営者は株主でもあります。
所有と経営が分離している会社の経営者とは「まったく別の職業」だと思っています。
中小企業のオーナー経営者は「自分のオカネ」で「自分の商売」をやっています。
資本的に「お伺い」を立てる相手がいません。
誤解を恐れずに言うと「自由」です。
大きくしたければ、大きくすればいい。
小さいサイズがよければ、小さくて良い。
一生使えきれないほどの蓄財がしたければ、たっぷり貯め込めばいい。
贅沢する気がなく、細々でよければ、利益は「そこそこ」でいい。
そんな「自分の想い」が実現できれば「大成功!」です。
でも「小さい会社」が好みなのに、諸事情で「大きい会社」になってしまって、組織マネジメントで苦労する毎日。
周囲は「大きい会社の社長さん!大成功ですね!」と評価してくれる。
でも、自分では「こんなシンドイのに、何が成功やねん!」と思ってる。
どこかから「自分らしくない人生」を歩んでいる。
「他人の物差し」では「勝ち組」です。
しかし、「負け組」は言い過ぎですが、少なくとも「自分の成功」ではない。
「勝った!」とは思えない。
オーナー型中小企業の「勝ち組」と「負け組」の境目は「ここ」にあると思います。


【自己内観】
自分のホンネと対話する
では、どうすれば「勝ち組」になれるのか?
「勝ち組」と「負け組」の境目が「自分の想い」にあるのであれば、「自分の想い」に正直に、素直に、その「ホンネ」を自覚する必要があります。
「ものさし」が分からなければ、測れません。
「どうしたいのか?」です。
そして、セットで大切な視点は
「どうしたくないのか?」。
私の経験上、回答は「性格」だと思っていますが、
「どうしたいの?」と聞くと
「望むことがいっぱい!」というタイプと
「望まないことがいっぱい!」というタイプに分かれます。
どちらも大切です。
「勝ち組」になるためには、早い段階で
「望むこと」「望まないこと」を、できるだけ多くリストアップすることをお勧めします。
それが「戦略の目的」だからです。
理解を進めてもらうために、ひとつだけ「例え話」を書き添えておきます。
「たくさん儲けて、リッチな会社にしたい!」
そう思って、ガムシャラに働いていた経営者。
ある日、体調を崩して、長期療養・・・
「体調を崩して前線から離脱すること」を想定してなかったんですね。
だから「フィジカルのコンディション」が「戦略」に盛り込まれていなかった。
結果「望まない人生」になってしまって「勝ち組」ではなくなった・・・。
だから「望むこと」と「望まないこと」の両方が必要です。
自分の「ホンネ」と対話して
「戦略」の目的である
「期待する結果=望む人生」の解像度を高めましょう。


【原理原則】
自己チューは負け組
誤解があってはならないので、念のために書き添えておきます。
前述の・・・
>自分にとっての「いい会社」でよい。
>だから「ほっといて!」
この話を勘違いしてはなりません。
>自分にとっては「いい会社」。
>他者にとっては「ひどい会社」。
これは「ほっておくこと」ができません。
会社経営の目的は
「関わる人たちの持続的な幸せ」です。
自分さえ幸せになればいい。
関わる人たちは「知らんがな」。
そんな「自己中心的なこと」が「望むこと」なのであれば「NG」。
なぜなら「実現可能性」は「ほとんど」ないから。
そう「絶対」ではなく「ほとんど」。
たま~に、多くの人を犠牲にして、のし上がる経営者はいます。
そんな暴君に憧れているなら、止めようがないと思いますが・・・。
念のために書いておきます。
そんな「たまたま」の低い確率に賭けるの?です。
「働かず宝くじの当選金で生きてく!」みたいな。
それを実行するような「負け組」にならないことを願っています。
もちろん、それ以前に「他者に迷惑をかける人生」でいいの?ですが。
そんな「当然のこと」は百もご承知ですよね。
失礼しました、老婆心ならず老爺心でした・・・。
念のためなので・・・。


【要点整理】
戦略的に人生を歩む
さて、どうですか?
中小企業の「勝ち組」と「負け組」について比較整理してみました。
一般の「経営論」とは少々違う視点だと思いますが、私は、これが「超実務」だと思っています。
「想い通りの人生」なら「勝ち組」と書きました。
でも、すでにお気づきだと思います。
「簡単ではないな」と。
そういう意味では・・・
「ジブンに勝つ人」が、
「真の勝ち組」かもしれませんね。
「勝ち組」になるために、仕組みを整える。
そうすれば「戦略的な人生」を歩めると思います。
アタマの体操のネタにしてみてください。
お役に立ちますように!









