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06:中小企業の戦略|組織戦と個人戦

2026 1/28
2026年1月28日
H.HORII

戦略を実行するのは誰か?
経営者の個人戦か?
それともチームの組織戦か?
組織戦なら、

全員の共感度が成功と失敗を分かつ。

いきなりですが・・・

私は、いま「ひとり」です。

数年前までは「税理士事務所」を20数年経営していて、そのときは「チーム」がありました。

「チーム」だから
「戦略」を実行するのは「みんな」でした。

でも、いま「ひとり」です。

「ひとり」だから、
「戦略」を実行するのは「私だけ」です。

だから
「戦略」は、ぜんぜん違います。

「気楽」です。
「自由」です。
「好き放題」です。

でも、以前は違いました。

「緊張」してました。
「制約」がありました。
「好き放題」ってわけにはいきませんでした。

なぜなら「みんなが実行できる戦略」でなければならなかったから。

今回は「戦略」を「みんなの視点」で整理します。

INDEX

【おさらい】
戦略とは、成功のための仕組み

本題の前に「戦略」について、おさらいをしておきます。

「戦略」とは「成功のための仕組み」。

「成功」、つまり「期待する結果」のために
「ヒト・モノ・カネ」をベストな状態に組み立てること。

その目的は
「成功確率を高める」ことと
「失敗確率を下げる」こと。

こうすることによって
「結果の主導権」を握る。

これが
「やたら戦略に強い経営者」の考動習慣です。

この考動習慣がない経営者は
「運命に主導権」を握られ
「やたら強運な経営者」になろうと
「神頼み」を繰り返します。

あわせて読みたい
中小企業の経営戦略|「やたら戦略に強い経営者」になればいい 最高の経営者人生のために「期待する成果」を得る「成功」のための重要視点、「やたら戦略に強い経営者」 「あいまいな戦略」だと「あいまいな経営」になる。 「あいま…

【超現実論】実行してナンボ!

身もフタもない話。

でも、よくある話。

「戦略」を組み立てたけど、そのとおりに行かない。

「戦略」とは、似て非なる「いつもの流れ」で流れる会社。

気付けば「戦略」は「絵に描いた餅」になってる。

「成功のための仕組み」のはずが
「自己満足のための絵」になってる。

さて、心当たりはありますか?

厳しい現実?

「戦略は、実行してナンボ!」

「理念」→「戦略」→「計画」→「実行」のはずが
「理念」→「戦略」→「計画」→「行き詰まり」。

さて、どうしましょ?

【ウマいか】花より団子!

戦略を計画にまで落とし込んでいるにも関わらず「そのとおり」に動かない。

私が、現場で観察してピックアップした
「よくあるケース」の3つをリストしておきます。

これらに共通しているのは「おいしくない」です。

チームが欲しいのは
「キレイなお花」より
「おいしいおダンゴ」です。

さて、該当するものはあるでしょうか?

桃太郎も
「きびだんご」を持っていたから
「チーム」ができましたよね。

詰め込みすぎ

「動かない戦略」の第3位は「詰め込みすぎ」。

たしかに「そのとおり実行すれば成功する」けど、その実行のためには「ひとり何役」もしなければならない。

あるいは「寝ずに働かないといけない」。

計画を見ると「3か月はかかりそうな仕事」が「1か月でできること」になってる、とか。

「ヒト・モノ・カネ」のうち
「ヒト」の戦略が非現実的。

「動かない」のではなく「動けない」
「動けない」を通り越して「動きたくない」

これが「チーム」のホンネです。

サル!イヌ!キジ!
それぞれ、鬼を30匹ずつ倒してね!
みたいな・・・

希望的仮定の連続

「動かない戦略」の第2位は「希望のリスト」。

このケースは「予算」によく現れます。

「中期経営計画の予算」を見ると、初月から「V字回復」。

経営者の気持ち、気合、テンションは感じます。

「新規が増えたら、これだけの売上が見込める」

そのとおりでしょう。

でも「新規が増えたら」って・・・。

「どうすれば新規が増えるの?」が
「希望という名のブラックボックス」。

また、
「新人を採用して、拠点を増やす!」

「採用できたらね・・・」

「そもそも、今の人手不足はなんで?」

「どうすれば採用できるのか?」が
「希望という名のブラックボックス」。

このように
「戦略ストーリー」が
「希望的仮定」の連続であれば
「ツッコミどころ満載!」です。

「広告がヒットしたら…」
「商品が改善できたら…」
「資金を調達出来たら…」

「宝くじが当たったらごちそうする!」みたい。

そんな「たら・れば」が多いと、
途中で立ち止まってばかり。

しょっちゅう止まってしまう戦略。

「キレイなお花」には見えるけど
ぜんぜん「おいしくない」。

チームはどんどん冷めていきます。

「鬼が弱かったら勝てる!」

だからなんなん?

さて、ダントツの第1位!

「だからなんなん戦略」

「売上倍増!」
「打倒!ライバル!」
「ナンバーワンになる!」

よくある「かけごえ」です。

「売上、ライバル、ナンバーワン」

チームの本音は・・・

「自分たちに、なんかイイことあるの?」

「経営者個人の『夢』実現戦略やん!」

「マズそう!食べたくない!」

私に言わせれば
「やらされ感のタネ」を蒔いてる。

【実務視点】実行できる戦略

どうですか?

「戦略は、花より団子」です。

チームのみんなにとって
「キレイな花」より
「おいしいおダンゴ」である必要があります。

「実行してナンボ」です。

団体戦である以上、チームのみんなが

「実行したくなる戦略」

「参加したくなる戦略」

「成功しそうな戦略」

「失敗なさそうな戦略」

「自分にも恩恵がありそうな戦略」

だから、モチベーションが高いチームになる。

「経営の原理原則」です。

「関わる人たちの持続的な幸せ」

「戦略」にこそ、この重要視点が欠かせません。

万が一、勘違いして・・・

  • 「実行しなければならない戦略」
  • 「どうなるかわからない戦略」
  • 「どうみても非現実的な戦略」

・・・を組み立ててしまうと、
そのリバウンドは「孤独」。

つらい・・・。

【要点整理】
孤独にならないための戦略

さて、どうでしょう?

私みたいな「個人戦」なら、まったく気にしなくてもいいことばかり。

個人なら「やりたいほうだい!」だから。

でも、組織戦・団体戦・チーム戦は全く違います。

中小企業において
「戦略を動かすこと」は
「ヒトを動かすこと」です。

みんなの気持ちを動かす戦略思考が欠かせません。

さて・・・

みんなの心に火をつける戦略か?

それとも・・・

みんなの心に水をぶっかける戦略か?

「孤独な経営者」にならないための重要視点です。

中小企業の経営戦略
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII マネジメントコーチ

思考のスパーリング・パートナー

もっとエエ会社にしたいなら、
もっとエエ経営者になればええねん!

これが口ぐせ。

1999年に税理士事務所を創業し、
勤務時代も含めると約40年近く
300人を超える中小企業経営者の
成功と失敗を特等席で見てきた
「超実務家」。
2022年に幸せな事業承継を遂げ、
自ら「経営の入り口から出口まで完走」。

現在はマネジメント・コーチとして、
20〜40代の次世代経営者を
「あおって、いやして、元気づけて」
パフォーマンスを最適化するのが仕事。
その現場で得た「もっとよくなるヒント」を
惜しみなく日々発信中。

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