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これはヤバイ!|決算書でわかる「黒字倒産」の兆候

2026 3/23
2026年3月23日
H.HORII

隣の会社は赤字なのにのんびり。
ウチは黒字なのにシンドイ。
これ、黒字倒産の前兆か・・・

「10人~200人規模の中小企業経営者」の「自己投資=経営脳トレーニングのサポート」を目的に、「もっといい経営者」「もっといい会社」に成長するためのヒントを日々更新しています。
元税理士のマネジメントコーチ・堀井弘三が、40年近くの経験と知識に基づき執筆しています。

今回は、経営者ならすでに重々ご承知の話。

「黒字倒産」について深堀りしておきます。

その要点は「収支分岐点管理」。

言葉は知っていても
「理屈はあいまい」なのでは?

この機会に
「デッドラインの解像度」を高めましょう。

INDEX

【基本理解】
黒字と赤字と倒産

会社は、
「赤字で倒産」するわけではなく
「資金が尽きたとき」に倒産します。

仮に「大赤字」が続いても、資金が続く限り会社はずっと生き続けることができます。

それは金融機関等の融資に限らず、様々な支援金や補助金、スポンサーからの資本出資など「なんでもいいです」。

「宝くじ」の大当たりでもいい!

いわゆる「黒字倒産」は、利益が出ているのに、資金が尽きてゲームオーバー。

「倒産」と「黒字赤字」は、
「直接的な関係はない」

まず、この確認しておきます。

【用語注意】
損益分岐点 と 収支分岐点

「黒字倒産」に陥らないための重要な指標に
「損益分岐点」によく似た
「収支分岐点」があります。

その前に「損益分岐点」をおさらい。

一般的に「損益分岐点売上高」が有名です。

黒字と赤字の境目の「売上高」です。

でも、これは危なっかしいので、私は売上高ではなく「限界利益」で計算することをアドバイスしています。

「黒字と赤字の境目の限界利益」が
「損益分岐点限界利益」です。

なんで危なっかしいの?という方は先にこちらの記事を
重要会計指標|「損益分岐点売上高」はナンセンス! 「損益分岐点」をクリアするためにバーゲンセールして逆ザヤ販売!?フタを開ければ赤字!笑ってる場合じゃない! 「損益分岐点」はいくらですか? 最近、上がりました…

とはいえ、これは
「損益の指標」であって
「収支の指標」ではありません。

「損益分岐点」をクリアしていても、
「収支分岐点」に足らなければ、資金は減ります。

まず「損益」と「収支」を混同しないように気を付けて下記を読み進めてください。

【資金不足】
勘定合って銭足らず

最近は聞かなくなりましたが
「勘定合って銭足らず」。

昭和の時代にはよく聞いたフレーズです。

このフレーズにはいくつかの解釈があるようですが、この記事では「黒字なのにお金が足りない」ことを指します。

「黒字の会社」は
「儲かってる会社」だから
「資金も潤沢」かといえば?

そうではありませんよね。

私も、税理士時代には
よく「八つ当たり」されたものです(笑)。

  • ホリイ「社長!今回の納税は1000万円!」
  • 経営者「え!?そんなカネないよ~!」
  • ホリイ「利益が出たから当然よ!」
  • 経営者「おカネないのに、なんで納税なん!」

【原因事例】
利益と資金がリンクしない理由

「利益の割には手元のキャッシュが寂しい」という感覚は多くの経営者が経験します。

この利益と資金がリンクしない主な原因は「返済」と「在庫」です。

利益以上の返済があったり、在庫が増えると手元のキャッシュはどんどん減っていきます。

簡単な計算例を示すと(税率を40%と仮定)・・・

税引後利益を全部返済に回した

  • 税引前利益:1,000万円
  • 返済総額:▲600万円
    (手元資金400万円)
  • 法人税等:▲400万円
  • これでチャラ!

税引後利益で追加仕入し在庫が増えた

  • 税引前利益:1,000万円
  • 在庫増加:▲600万円
    (手元資金400万円)
  • 法人税等:▲400万円
  • これでチャラ!

この例では、税引後利益相当の資金が流出しています。

手元に残ってる400万円を全額納税することが「理不尽」に感じるんですよね・・・

【盲点弱点】
費用計上されない支出に注意

上記の例では、1,000万円の利益が出ているので「損益分岐点」は充分にクリアしていますが、資金増減はゼロ=トントンで「収支分岐点」はギリギリという状態です。

「費用計上されない支出」があるからですね。

「費用計上されない支出」があると
「収支は損益を下回る」ということになります。

例えば、なんとか損益分岐点をクリアして「損益ゼロ」で持ちこたえたとしても、借入返済が年間600万円あると、手元資金はそれだけ減少することになります。

それが2年続くと1200万円、3年続くと1800万円…

あっという間に資金残高は枯渇し、追加資金を準備できなければ「赤字じゃないのにゲームオーバー」ってことになってしまいます。

「収支分岐点」を計算してみましょう。

計算はメチャクチャシンプルです。

下記AとBの数字が分かればOKです。

  • A:年間返済額:****万円
  • B:年間減価償却費:****万円

たとえば・・・

  • A:年間返済額:1200万円
  • B:年間減価償却費:360万円

年間返済額が1200万円だったら、
税引後利益は同額の1200万円必要です。

でも、仮に「減価償却費:360万円」だとすると、その資金は「流出」していません。

だから・・・

「税引後利益:840万円」があれば返済できます。

ということは・・・

法人税等の税率を40%と仮定すると・・・

840万円/(1-40%)=1400万円が
「必達税引前利益」。

つまり「収支分岐点」です。

簡単なキャッシュフロー表で表すとこうなります。

  • 税引前利益:1400万円
  • 法人税等:▲560万円
  • 税引後利益:840万円
  • 減価償却費:360万円
  • 年間返済額:▲1200万円
  • 資金残高:チャラ!

アタマに入れておくのは
「税引後840万円必達!」

この一言だけです。

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【必達利益】
黒字倒産から守る収支分岐点

「収支分岐点=必達税引後利益」を下回ると徐々に手元資金は減っていき、追加の資金準備が必要になります。

銀行融資などで、資金調達が続く間は「延命」しますが、同時に「返済額が増える」ので、「収支分岐点=必達税引後利益」のラインは上がっていくという「悪循環」が始まります。

もし、資金調達が途絶え、資金が枯渇したら・・・

その時点で「損益分岐点」をクリアし黒字であっても、ゲームオーバーです。

これが「黒字倒産」です。

言い換えれば
「黒字が返済に追いつかない」。

やることは・・・

「黒字のスピードアップ」と
「返済のスピードダウン」です。

でも・・・

そもそも・・・

災害や想定外の事情を除くと
多くの場合・・・
「黒字を上回る借入をしたこと」に根本的な課題があるものです。

「しんどくなったら借りる」
「借りたら楽になる」
「またしんどくなるから借りる」
「また借りたら楽になる」
「またしんどくなり・・・」
「また借りる・・・」

・・・ジャンキーですね・・・

【要点整理】
キャッシュフローを毎月確認!

「収支分岐点」の計算例を紹介しました。

  • 勘定合って銭足らず
    =赤字で倒産するのではない
  • 利益と資金がリンクしない原因の多くは
    「返済」と「在庫」
  • 収支分岐点の計算例
    =正体は「必達税引後利益」
  • 黒字倒産しないために
    「収支分岐点」の把握と管理が重要

「損益分岐点」を把握している経営者は少なくありませんが、意外と「収支分岐点」を正しく理解している経営者は少数です。

資金に余裕があるときは、気にならないからです。

また、銀行が営業に来てくれている間は「いつでも借りられる」という安心感から、この「収支分岐点」を疎かにしがちです。

業績が良い時=黒字であっても「収支分岐点を毎月チェックすること」を強くオススメします。

お役に立ちますように!

6部-決算編
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この記事を書いた人

H.HORIIのアバター H.HORII マネジメントコーチ

思考のスパーリング・パートナー

もっとエエ会社にしたいなら、
もっとエエ経営者になればええねん!

これが口ぐせ。

1999年に税理士事務所を創業し、
勤務時代も含めると約40年近く
300人を超える中小企業経営者の
成功と失敗を特等席で見てきた
「超実務家」。
2022年に幸せな事業承継を遂げ、
自ら「経営の入り口から出口まで完走」。

現在はマネジメント・コーチとして、
20〜40代の次世代経営者を
「あおって、いやして、元気づけて」
パフォーマンスを最適化するのが仕事。
その現場で得た「もっとよくなるヒント」を
惜しみなく日々発信中。

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