何げない平穏な日々。
特に問題もなく経営は順調。
しかし、リスクは密かに忍び寄っている。
さて、無防備な経営者になっていないか?
おはようございます!
今週もお疲れさまでした!
さて、今週も順調でしたか?
それどころか「絶好調!」でしたか?

特に問題ないよ!
順調!順調!絶好調~!



ホンマかいな?
私は、心配性なんでしょうね。
調子が悪い時だけではなく、良い時でも、
その会社が心配になります。
順調な時ほど、人は「鈍感」になるからです。
得意先、仕入先、銀行、その他の取引先、
もちろん、チームのメンバーたちも
今日も、昨日と何も変わらない。
さらに、インフラも治安も天候も、問題なし!
おまけに、自分自身も絶好調!
・・・水を差すようですが・・・
「順調の前提」が「当たり前」になってない?
「当たり前」のひとつでも変われば、
たちまち「順調」でなくなりますよね?
そんなこと「知ってる」「分かってる」…。
なのに、意識が薄らいでしまう。
今週は、老婆心、いや老爺心、
「前提を忘れたらアカンで!」という
「リスクマネジメント」の話です。
なぜ、人は油断するのか?
ついつい「油断」してしまうのは
「人間の性」なのかもしれませんね。
その証拠?に、先人は、
実にいろんな言葉を残してくれています。
「勝って兜の緒を締めよ」
成功した瞬間こそ、緊張感を保て
「禍は快を得る所にあり」
心地よく安心している場所にこそ、災難は芽生えている。
「得意の絶頂は、失意のどん底の隣り合わせ」
最高の状態は、崩れる寸前でもある。
あのビル・ゲイツはこう言ったらしいです。
「成功は最低の教師である」
成功体験は「自分は間違わない」という錯覚を生む。
どれも「確かに」と思う言葉ばかりです。
これだけ先人が繰り返し伝えてくれているのに、
なぜ「油断」してしまうのでしょうね?
ヘタをすれば消滅すらするって、知ってるのに。
たぶん、感謝を忘れてるから
人が油断してしまうのは「感謝」が薄いから。
私は、そう思います。
順調な時ほど「おかげさま」を忘れる。
困ったときに、助けてもらったら感謝する。
でも、物事が順調に進み、自分の力だと慢心する。
誰の助けも得ず、独りで成功したような勘違い。
本当は、社外の人、社内の人、家族や大切な人たちの「陰日向のサポート」があるから、今があるのに。
そんな、関わる人たちの「おかげ様」なのに。
その「おかげ様」ですら「当たり前」になる。
「当たり前」が増えると「盲点」が増えます。
「盲点」の増加に伴って
「油断」も大きくなっていきます。
先人は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とも伝えてくれています。
成功によって傲慢になっていく経営者も少なくありません。
約40年の税理士時代にも、たびたび見かけたものです。
「言葉遣い」「態度」にとどまらず
「意思決定」が傲慢になっていく姿。
ヒヤヒヤして見てたものです。
その多くは「ほら、やっぱり」ってリバウンド。
「おかげ様」を忘れるから
「バチ」が当たるんですよね。
だから
「おかげ様」を忘れないこと
順調な時こそ、忘れないように!
「おかげ様」
社外の人たちの「おかげ」であり
社内の人たちの「おかげ」であり
家族や大切な人たちの「おかげ」なんです。
この「おかげ様」が
「アタマ」ではなく
「ココロ」にあれば
「自分を過信すること」を抑えることができます。
「実力」を過信せず、
「謙虚」な気持ちがあれば
「万が一」への備えが厚くなります。
この話、もし、心当たりがあれば
この週末に「万が一想定」をして
「今、順調なのは誰のおかげか?」
振り返ってみてください。
いい「経営脳の自主トレ」になると思います。
たったそれだけでも、来週からの判断や意思決定、考動が少し変わるかもです。
お試しあれ!
では、また来週!
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